Books

病院の怖い話(仮)竹書房怪談文庫

黒木あるじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801939677
ISBN 10 : 4801939678
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人気作家の書き下ろしと過去の選りすぐり名作で構成するテーマ怪談シリーズ。「人形」「山海」に続く今回のテーマは「病院の怖い話」!

【著者紹介】
黒木あるじ : 『怪談実話 震』で単著デビュー。小田イ輔や鷲羽大介など新たな書き手の発掘にも精力的

雨宮淳司 : 1960年北九州生まれ。医療に従事する傍ら、趣味で実話怪談を蒐集する。2008年『恐怖箱 怪医』で単著デビュー

小田イ輔 : 『FKB饗宴5』にてデビュー

渡井亘 : 漫画家・イラストレーター・小説家・シナリオライター。幼少時は怪談本を目の前に置かれただけで逃げ出すほどの臆病者だったが、今や自主的にオカルトを漁るジャンキー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • HANA

    実話怪談集。病院というと学校と並んで怪談の舞台の両巨頭。本書は全編そんな病院を舞台とした一冊となっている。一読して思うのは場所柄のせいか、死に纏わる話が多い。他の実話怪談が奇妙な出来事を扱うのが多いのに対し、大上段から死というテーマを振り下ろしている感じ。それだけにそれから外れた話に印象深いのが多いな。特に平山夢明の笑気ガスに纏わる話。既読だけど初めて読んだ時のインパクトが強すぎて、細部まで覚えていた。あとバスの車内にナースが詰まっていた話とか。とあれ最近では逆に珍しい死に関する話、面白く読めました。

  • モモ

    医師・看護師が語るだけあって、多種多様な怖い話。なぜか人が亡くなるベッドや認知症になってしまうベッドは嫌だ。実際に撤去してくれている病院もあるようだ。何も知らない次の患者が同じような異変を訴えるのも怖い。とある病院の裏ルール(〇〇号室のナースコールは1回無視する)も怖い。閉鎖病棟での過去の惨劇の再現が怖すぎる。見た人が、そうした人を救おうと、ちゃんと医師になってくれて良かった。なかなか読み応えのある一冊でした。

  • 澤水月

    新旧掲載。これまでも活躍の女医・神薫氏に男性現役医師Dr.マキダシが加わりまた新たな視点増え良い(ラッパーでもあると!)。医療ものだけでなく、現代実話怪談古典とも言える直腸のアレは何度読んでも恐ろしい…

  • 柊よつか

    ひとつのテーマの元に、過去の名作と新作が半々で競合する怪談百番シリーズ。人形、山海に続き今巻のテーマは病院。〈患者が次々と死ぬ病室〉など王道の類話は幾つかあるが、どれも魅せ方が違って面白い。やはり今回も満足の一冊。特に印象的な話は、装置の禍々しさが際立つ「死車」「黒看」。問答無用さと絶妙な題で記憶に残る「魚と猿の魚」。皮肉な結末が衝撃的な「ガスパン」。読み返すのを拒否したくなる描写「閉鎖病棟奇譚」など。一番は、初読から何年経っても忘れ難い「直腸内異物」。青白く静謐な苦しさは、再読した今も健在だった。

  • eyemu

    入院施設があって… 急患受け入れやってて… さらに分かりやすく霊安室があって… みたいな病院はどうしても毎日のように人が亡くなるから、生活の中に死が身近にある場所だと私は思う。 死にたくなかったり。 苦しかったり。 悔しかったり。 或いは、死んでると気づいてなかったり。 いろんな条件を兼ね揃えて、たまたま視える性質を持った人がそこにいたら… 怖いことだけでなく、本当に色んな感情が現象して現れるんだろうな…と、思いました。 とにかく。 わしは、入院はしたくない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items