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小説 ノイズ Noise 集英社文庫

黒木あるじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087443332
ISBN 10 : 4087443337
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

農家の圭太と猟師の純が暮らす孤島・猪狩島。圭太が生産する幻の黒イチジクにより復興ムードに沸いている。しかし凶悪犯が島を訪れ付近を徘徊。危機を覚えた圭太は純、巡査の守屋と共に、ハウス内で誤って凶悪犯を殺してしまう。島の未来のため、彼らは事実を隠蔽できるのか。些細なノイズから増幅する悪意の連鎖。謎解きものとは一線を画す新感覚サスペンス。漫画原作の同名映画を基に編まれた小説。

【著者紹介】
黒木あるじ : 1976年青森県生まれ。東北芸術工科大学卒業。2009年『おまもり』で第7回ビーケーワン怪談大賞・佳作を受賞。同年『ささやき』で第1回『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞、10年『怪談実話 震(ふるえ)』でデビュー。実話怪談の分野で活躍し、多大な支持を得る。17年「小説すばる」誌にプロレス小説を発表、それを元にした文庫『掃除屋(クリーナー) プロレス始末伝』が19年に刊行され好評を博す。一般小説に活躍の幅を広げ、ますます活躍が期待されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 納間田 圭

    ガヤガヤ、ザワザワ…雑音。人気連載漫画から今度映画化される…行きつけの本屋の最前列にあったコレ。キーワードは…猪と黒イチヂクと”かさぶた”。地方創世特別交付金5億円支給が決まった…時代に取り残された孤島が舞台。そこに刑期を終えた元受刑者のサイコパス男が…入島。そして起こってしまう殺人事件の数々。島を守ろうする住民達の…異常すぎる思いは感染していく。金や地位や保身のいろいろなノイズが混ざっておかしくなっていく。そして…どんでん返し。「これは…きっと島の復讐で、島が制裁を下したんだ」

  • machi☺︎︎゛

    そんなに長編じゃないのに次から次へと問題発生するから休憩する暇もなく最後までドキドキが続き面白かった。映画かもしていて藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介さんの配役はピッタリだと思った。島人が少ない猪狩島に他所から凶悪犯が入ってくる事で平和が乱される。そこに本土から応援の警察が来る事でもっと乱される。一個崩れると悪意の連鎖が止まらなくなる。ずっと気を抜けない展開で面白かった。

  • のりすけ

    漫画→(大幅な改変あり)映画→小説。小説が黒木さんなのでドキドキしながら読めました。あいつの悪意が感染したというより、もともとみんな持ってた…島と言う孤立した場で培養されてた悪意と言う膿が「かさぶた」がなくなって噴出したんか!と。映画は鑑賞済みなのですが、小説だけ読んでたら松ケンと藤原竜也サンの役は逆な方が良かったと思っちゃう。神木君と黒木華ちゃんは大正解。

  • ふわふわぷりん

    息もつかせぬ展開。。。ジェットコースター並みよね!!こんなこんな結末なのね。。。読んでみて下さい!!

  • 山田

    よく聞く「悪意の連鎖」。でも、連鎖するのは悪意だけじゃ無いし、連鎖が続く事で「この連鎖をここで止めない」という意志が発生する。 それぞれが描く「ささやかな幸せ」のために、策略と裏切りが物凄いテンポで繰り返されるので、読後がゾワゾワする。

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