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マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのdx

黒川通彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532324193
ISBN 10 : 453232419X
Format
Books
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ITシステムの導入を最終目的にしたDXは、もうやめよう。企業文化変革に成功し、ビジネスモデルを転換するなどして、企業価値を高めるに至った日本企業は、数パーセントに過ぎない。新しいソリューションを導入することや、レガシーシステムを刷新すること、つまり旧来からある「IT化」が目的化しているためだ。DX成功の要諦を、Why、What、How、そして、あなた自身が何をすべきなのか、という構成でまとめた本書には、これまで年間1200社のDXに携わってきた経験から培ったマッキンゼーのノウハウを、惜しみなく詰め込んでいる。10年後の自社を救うのは、あなただ。

目次 : 第1章 Why?―産業構造の大きな変化(ビジネスモデルを変えていく製造業/ 日本の製造業における成功事例 ほか)/ 第2章 What?―DXで何を目指すのか(DXは従来型の業務改善とは異なる/ DXを阻む3つの症状 ほか)/ 第3章 How?―日本企業の足枷と挑戦(後れをとっている日本/ 日本企業の課題1:経営陣の同床異夢 ほか)/ 第4章 How?―DXを成功させるために必要なこと(企業文化変革であるDXの難しさ/ DXによる全社変革に共通する5つの成功要因 ほか)/ 第5章 You―あなたは、何をすべきなのか(次世代リーダーが立ち上がるべき理由/ 次世代リーダーが身につけるべき能力 ほか)

【著者紹介】
黒川通彦 : マッキンゼー・デジタルパートナー。大阪大学基礎工学部卒業。アクセンチュアを経て現在に至る。マッキンゼー・デジタルグループのリーダー。23年以上にわたり日本のデジタル変革をリードしてきた経験とコア・テクノロジーの知見を活かし、デジタル部門の代表としてデジタル・アナリティクス技術を用いた生産性改善、コア・テクノロジー・モダナイゼーション、データドリブン経営、新規ビジネス構築などを含む全社変革をリードしている

平山智晴 : マッキンゼー・デジタルパートナー。東京大学工学部卒業。コロンビア大学経営大学院修士課程修了(MBA)。大手広告代理店を経て現在に至る。小売企業や消費財メーカー、メディア、金融サービス機関に対し、アナリティクスを活用した組織変革、顧客ロイヤルティ、全社ブランディング、営業生産性改善、新規市場参入などに関するコンサルティングを実施

松本拓也 : マッキンゼー・デジタルパートナー。早稲田大学商学部卒業。アクセンチュアのマネージング・ディレクターを経て現在に至る。DXの基盤となるクラウドネイティブ化、エンタープライズ・アーキテクチャの導入、IT組織のガバナンス改革、サイバーセキュリティ対策など、テクノロジーのモダナイゼーションを梃とした企業変革に関して深い知見と経験を有する

片山博順 : マッキンゼー・デジタルアソシエイトパートナー。早稲田大学大学院理工学研究科(情報ネットワーク専攻)修了。デューク大学フュークア・スクール・オブ・ビジネス修了(MBA)。マイクロソフトを経て現在に至る。通信・メディア・ハイテク企業、製造業を中心に様々な業界での全社的なデジタル変革やデジタル・テクノロジーを用いた新事業創出、IT組織変革に関する豊富な経験を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぶう

    マッキンゼーの方たちが書いたDX本。DXを推進するには「ベンダーに丸投げせず、開発を内製化することが重要」であるとか、「ボトムアップでの改善ではなくトップダウンでの改革が必要」など他のDX本にも書かれている内容であり特に真新しさはなかった。現時点での経営者は10年後、20年後は会社に残っていないため、DXを本気でやるモチベーションはない。であるならば、若手(現在の40代より下の世代)が周囲を巻き込んで改革を成し遂げる以外ないのである。DX本を読むのは久々だったので再確認するには大変良い本であった。

  • まる@珈琲読書

    ★★★★☆ ■感想:アナログな私の職場。あまり世の中から乖離するとよくないかなと手に取った。一般的なDXの用語を説明するだけの本とは異なり、具体的に自分に何ができるのか考えるきっかけになった。 ■学び:DX推進のためには企業戦略の再定義から、ビジョンを示し、経営と現場、両輪で進める。現場と経営層に橋をかける。自分の古い頭をアプデする。のび太君になって専門家に助けを求める。伝道師になり全社に変革を浸透させる。 ■行動:基本的なプログラミングについて学び、簡単なプログラムをつくってみる。

  • ぱるむ

    ジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性と実行のための具体的な戦略を提供しています。マッキンゼーの専門家が豊富な事例とともに、どのようにして企業がテクノロジーを駆使し、ビジネスモデルを変革するかを詳細に説明しています。このままの現状を続けていると、企業はいずれ衰退していきます。この時代、ITかDX化を避けては通れないです。私ももっともっといろいろ学び実力をつけ、成果をあげ、そしてこの分野を世の人に普及していきたいと切に思いました。

  • Shohei Ito

    DXをどのようにビジネスモデルへと取り入れるかについて書かれた一冊。 必要な人材の一つとして触れらえている「トランスレーター」と呼ばれるもの。事業もデジタルも分かり両者間を通訳しつなげる役割を持ちます。両者が使う言語には同じ言葉でもニュアンスの違いがあったり、専門用語については他部署の人が聞いても分からないものが多々あります。それによって、認識の違いや連携のしづらさが起きていると感じます。 そういうちょっとしたすれ違いやとっつき辛さを解消することで、もっとデジタル活用が進んでいくんじゃないかと思いました。

  • あんさん

    日本企業に共通する、デジタル変革における特有の課題「経営陣の同床異夢」「デジタル人材不足」「負の遺産(レガシーシステム)」「失敗が許容されない文化(アンチ・アジャイル)」だそうだ。異存はないが、私はこれに「コンサル業界の怪しげなカタカナ語」を加えたいと思う。弊社でもコンサルが入って「改革」に取り組もうとしているが、メンバーは使われる単語が分からず、スマホで検索しながらのリモート会議に臨んでいるそうだ。日本企業のDXへの理解が低いと再三指摘するが、その要因の一端はコンサル側にもあるだろう。

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