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天を掃け

黒川裕子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065161692
ISBN 10 : 406516169X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

必要なら、何百夜かけてでも全天を捜索する。それが、掃天。短距離走者として期待されながらも、走れなくなった駿馬は、中学二年生の初夏、たったひとりで小惑星探索にいどむすばると出会う。

【著者紹介】
黒川裕子 : 作家。京都外国語大学学士(日本語学)、エディンバラ大学修士(犯罪学)。2017年に、『奏のフォルテ』で第58回講談社児童文学新人賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どら母 学校図書館を考える

    小学生にはちょっと難しいかな。でも、大人な子もいるかな。でも、先生方にお伝えしたい。ティーンズ向きというのは13歳以降の年齢ですから。eleven、twelve は入りません。安易にティーンズ向きというくくりで選書するのは止めてほしい。私にはだぶりが無い限り、先生方の購入希望を却下できないので。 というのは別にして、ワクワク、ドキドキしました。なかなかのシチュエーションですが。

  • マツユキ

    モンゴルで育った中学生、駿馬は、日本で陸上を始めるも、怪我をしてしまう。部活にも復帰しないまま、だらだら過ごしていたが、宇宙人と呼ばれるすばると出会い…。モンゴル、専門用語だらけの天体観測…。遠い世界を身近に感じる興奮が、楽しい。夢中になれる物を持つのは、素晴らしい。親、友人が、あれこれ言うけれど、そんな中で生まれる関係も貴重なんだろうな。主人公への反感も分かる。カガミ…。二人の決着が気になる。

  • 橙夜(とうや)

    【図書館】両親の仕事でモンゴルで育った駿馬(シュマ)。走る事が好きな彼はケガが原因でイップスになってしまう。そんな中、引きこもって小惑星を探してる同級生のすばると出逢い、天体に引き込まれていく。もう、青春ですね。星や月などが好きなので、読んでて楽しかった。

  • 如月小町

    初読みの作家さん。YAだけど、大人が読んでも面白いと思う。裏表紙の絵がなければ、望遠鏡以外の器具は想像もできなかった。私は天文の事は何もわからないけど、流星やISSを見上げて感動する。夢中になれるものを、こんなに早く見つけられた彼らをうらやましく思う。

  • papakiti

    展開が早くて一気読みでした。ワクワクする展開がたまらない。キョウとの確執もきっと乗り越えられたのでしょう。以前、高原でISSを見た時の感動がよみがえってきました。

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