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ケモノたちがはしる道

黒川裕子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863897625
ISBN 10 : 4863897626
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

おしゃれとゲームが大好きなイマドキ中1女子の千里。ある日、手にしたパック詰めの手羽先肉に「羽」が!?うわっ、きもち悪い!あれ、でもなんでそんなこと思うんだろう…?そんな千里を、母が誘う。「熊本のジジさまのところに行って、ケモノを獲るところからその後まで、経験してみない?」とまどいつつも意を決し一人降り立った熊本空港で千里を待っていたのは、生粋の“もっこす”=ジジだった。熊本の雄大な山とあたたかい人々にふれ、わな猟を体験するうちに、千里の中で“命”への思いが熱くゆらいでいく―。

【著者紹介】
黒川裕子 : 1979年大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    児童書。YA。狩猟▽ゲーム配信でドラゴンをハントし、手羽先に残った羽を気持ち悪いと感じる東京っ子の千里(せんり)は、熊本の祖父に会いに行く。母から命じられての三泊四日の狩猟体験。獣の解体、死んでいくシカの瞳の色、罠にかかった大イノシシとの対面など衝撃的な体験が、千里のなかで「リアル」を意識させる▽熊本の「もっこす」ジジイと、純朴な熊本「オンチョ」な少年がとてもいい味。解体シーンもグロくなくて読みやすい。良本。2023.11刊

  • まる子

    東京で育った中1の千里。それは晩御飯の準備をしていた時に見た手羽先に残っていた一本の羽毛。驚きのあまり落としてしまった。それがきっかけで、熊本の山にある母の実家で狩猟を経験した。そこで彼女が見たものは、「ウジ(ケモノ道」、「終わらせた命」と「生まれる肉」。人間の住む里まで出てきて害獣になるシカやイノシシ。かつては共に暮らしていた目の前の肉と向き合い、「命」と「生」を考えていく。お寿司の魚が本来の姿として見えにくいのと同じく、肉も本来の姿がある。わかってはいるだろうけれど、ものの「姿」を知る事は大切。

  • わむう

    YA。中一のゲーマーの千里は、スーパーの手羽先に毛がついていたことを嫌がり、母に勧められて、熊本県で猟で生計を立てている九州の祖父の家を訪れることに。妊娠したシカと、罠にかかった巨大イノシシの最期を見届け、ケモノが食べ物になっていく様子を目の当たりにすることで、命の尊さを実感する本。自然破壊についても考えさせられる。ソーラーパネルは良くないですね。

  • マツユキ

    ゲームとおしゃれが好きな中1の千里は、イノシシ猟やシカ捕り名人の祖父の元に行くことになって…。戦争に使われているドローンと、バックされた鶏肉に残った毛から始まるストーリー。罠を作って、狩りをし、肉を解体する。何事も経験だけど、ハード、でも、それは日常であり、誰かがしないといけない事である。主人公の反応が素直で読みやすく、趣味も含めて頼もしく、課題や山積みだけど、明るさもあるラストで良かったです。

  • あっちゃん

    都会育ちの今風の中1女子が主人公!熊本で狩猟をしている祖父の元での体験記、ジュニア向けらしく分かりやすく読みやすく考えさせられる(笑)そして母の過去も気になる( ̄ー ̄)

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