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分析者のための行動経済学入門 プロスペクト理論からナッジまで、人間行動をより深く理解するための体系的知識

黒川博文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802614924
ISBN 10 : 4802614926
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ、分析者にこそ「行動経済学の知見」が必須なのか?解像度の高いデータ分析には「人間行動の理解」が不可欠。そして、行動経済学は非合理な人間行動=思考のクセによって生じる予測可能な「体系的なズレ」これを分析するための学問だからです。“データ分析”という視点から主要理論を体系的に学べば、全てのデータは紐解けます。データの裏に潜む「人間らしさ」を見逃すな!

目次 : 分析者のための行動経済学 第1部 基礎知識(人間行動を読み解く行動経済学:分析者への導入/ 分析者に求められる行動経済学的思考:(1)因果分析/ 分析者に求められる行動経済学的思考:(2)経済モデル分析)/ 分析者のための行動経済学 第2部 考え方と実践(不確実性下の意思決定を分析:期待効用理論とプロスペクト理論/ 時間を通じた意思決定を分析:現在バイアスとコミットメント/ 他者を考慮した分析:社会的選好/ 体系的に誤る意思決定:限定合理性/ ナッジ:洞察を活用して行動変容を後押しする/ 行動経済学的分析の応用事例:ビジネス・向社会的行動・向環境的行動)

【著者紹介】
黒川博文 : 関西学院大学経済学部准教授。博士(経済学)。労働や健康などの様々な人間行動に対して、実験データならびに観察データを用いた行動経済学的な研究を行っている。行動経済学会奨励賞、兵庫県立大学研究活動特別賞など受賞。行動経済学会理事。2011.3関西学院大学経済学部卒業。2017.3大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • luckyair

    ナッジ効果について知りたくて読んだ。ナッジは好ましい行為をもたらすものだが、その逆をスラッジ(ヘドロ)と言う。行動経済学の考え方だが、仕事にも応用できそう。EAST(Easy、Attractive、Social、Timely)を意識してみよう。★★★☆

  • Butch

    僕が経済学部生の時にこの本があればどれほど良かったかと痛感する一冊。初めはデータ分析の際に頻出する専門用語の解説から必要最低限の経済学の知識を記し、その後に行動経済学の各テーマへと進む。入門書から知った気になって、専門書に行くと必ず躓くであろう数式や専門用語の意味や概念もちゃんと説明してある。昨今のデータ分析が多用される経済学の上に存在する行動経済学を学ぶに最適すぎる。入門書の次を探してる人や専門書で挫折した人向け。あくまでも経済学。

  • Go Extreme

    行動経済学:非合理行動 限定合理性 バイアス 経済心理学 ホモエコノミカス ナッジ:選択設計 行動誘導 ソフト介入 健康行動促進 デフォルト設定 因果分析:ランダム化試験 フィールド実験 自然実験 因果推論 観察データ プロスペクト理論:損失回避 価値関数 参照点 確実性効果 リスク評価 現在バイアス:短期志向 先延ばし行動 自己制御 コミットメント契約 社会的選好:利他性 不平等回避 社会的証明 寄付行動 社会規範 行動経済学応用:マーケティング 価格設定 環境行動促進 公共政策設計

  • neko_machi0108

    バイアスの話に目が入ってしまう

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