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ISBN 10 : 4535557942
Content Description
「量」より「質」の国際協力へ。財政再建が課題の今、重要なのはODA増額よりも限られた予算の有効活用。日本の強みを活かした開発戦略で、国際社会をリードするための道標。
目次 : 第1部 これまでの日本の国際協力―アジアのビッグ・ドナーが果たした役割とは(東アジア型産業発展と日本の役割/ 東南アジアにおける日本のODAの変遷と課題―先発アセアンを中心として/ アフリカ開発援助における日本の役割―イギリスとの比較を通じて)/ 第2部 かつての途上国、現在の途上国から見た日本の国際協力(韓国―開発経験とODA戦略/ インドネシア―経済発展における対外債務と日本のODA/ ザンビア―対アフリカ援助の政治経済学)/ 第3部 これからの日本の国際協力―日本発「スマート・ドナーモデル」の構築を目指して(産業発展―日本の顔が見える戦略的支援/ 直接投資―日本の投資と開発途上国の発展/ 教育普及―産業発展につながる教育支援/ 国際金融―「東アジア型マクロ経済運営モデル」と日本/ 環境―日本の環境ODAの展開とアジア地域環境ガバナンスの構築/ 「スマート・ドナー」として国際社会をリードするために)
【著者紹介】
黒崎卓 : 1964年生まれ。1995年スタンフォード大学博士号取得。現在、一橋大学経済研究所教授。著書:『開発のミクロ経済学―理論と応用』(岩波書店、2001年、日経・経済図書文化賞受賞)など
大塚啓二郎 : 1948年生まれ。1979年シカゴ大学経済学博士号取得。現在、政策研究大学院大学教授。著書:『中国のミクロ経済改革―企業と市場の数量分析』(共著、日本経済新聞出版社、1995年、日経・経済図書文化賞受賞)、『産業発展のルーツと戦略―日中台の経験に学ぶ』(共著、知泉書館、2004年、日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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