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賢者の棘 警視庁殺人分析班 講談社文庫

麻見和史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065337561
ISBN 10 : 4065337569
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

刑事だった父・功への恨みが書かれた脅迫状。過激な文面に母の身を案じた新人刑事・如月塔子が調査を開始した矢先、「賢者」を名乗る者から警察に挑戦が。犯人は被害者の生死を決めるゲームに塔子を参加させるよう要求。一連の事件は脅迫状とも絡んでいて!?怒涛の展開に緊張必至の大人気警察ミステリー!

【著者紹介】
麻見和史 : 1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    麻見さんの警視庁捜査一課十一係シリーズの文庫本最新刊です。まだまだ続くようです。文庫化されていないノベルズでまだ2冊(1冊は12月刊)もあります。堂場瞬一さんのと比べるとちょっと軽い気もするのですが、この主人公コンビがいいのでしょう。さらにチームの様々な仲間が知恵を出し合います。今回は主人公の父親が刑事だった時の事件に絡んで20通以上の脅迫状が届いている事件が解決します。あまりあり得ない状況ですがエンターテイメントとして楽しめばいいのでしょう。

  • まこみん

    文庫の新刊が出るたびに楽しみにしているシリーズ。この13巻めでようやく1巻からの脅迫状の謎が明らかに。とは言っても1巻石の繭の内容は殆ど忘れているので、又読み返したくなった。犯罪被害者が年月を経て矛先を代えての復讐。塔子は後半は現場から離れ分析調査に携わり些細な発見が切っ掛けとなっていく。鷹野も認める程、刑事として成長し、もうすぐ独り立ちなのかな⁉別の話では鷹野が公安に行っちゃうし。鷹野の父親や神谷一課長の娘、そして塔子の父母等、家族の話も。

  • 坂城 弥生

    今回は塔子を中心とした事件だったのでいつもみたいに冷静に分析という感じではなかった。ワイズマンの動機はやるせないなぁと。

  • あっちゃん

    毎度犯行はグロいけど今回はゲームにしている事で酷さが増す(笑)そして、塔子がすっかり成長しちゃって鷹野主任ちょっと寂しそう( ̄ー ̄)

  • むつこ

    シリーズ13作目。今回の事件は拉致監禁した被害者の目の前でゲームと称した仕掛けが解けなければ処刑するという残忍な連続犯行。と、ともに主人公・如月塔子の自宅に13年続いている脅迫状(手紙)の内容が過激になってきた関係性の捜査。ラスト一気読みをオススメします。真犯人の身勝手さが日常生活に支障をきたし周囲の家族にあたり、その後反省しながら読み進めると逆に犯人に同情してしまった(私も身勝手で単純だ)。塔子のお母さん強いな。

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