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水晶の鼓動警視庁殺人分析班 講談社文庫

麻見和史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062778459
ISBN 10 : 4062778459
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

殺人現場は、スプレー塗料で赤く染められた寝室だった。如月塔子が猟奇的な事件の遺留品捜査を始めた矢先、東京各所で連続爆破事件が起きる。多くの捜査人員がテロ対策に割かれ、殺人事件を担当する塔子ら特捜本部は動揺を隠せない。殺人犯はどこまで計画していたのか―まさか。緊迫の骨太捜査ミステリ!

【著者紹介】
麻見和史 : 1965年、千葉県生まれ。2006年、『ヴェサリウスの柩』(創元推理文庫)で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 🐾Yoko Omoto🐾

    現場がスプレーで赤く染められているなど、不可解な点が多い連続殺人事件。そして都内で起こった予測不能の連続爆破事件。二つの凶悪犯罪に迫る警視庁第十一係の活躍と、失敗から学び着実に成長する塔子の姿を描いた、殺人分析班シリーズ3作目。警察を舞台にしながらも、本格風味を漂わせているところに魅力を感じるシリーズだが、今作も謎の多さと謎解きにワクワクさせられた。鷹野が何切っ掛けで真相への糸口を掴んだのかは、無理に伏せずとも良かった気はするが、真相そのものは驚き含めて満足。コンビの今後にも興味津々でとても楽しみだ。

  • absinthe

    面白かった。本作はあまり事件側の描写が丁寧でなく、伏線も少なく、唐突に謎が解かれる。だから楽しめないと言う人も多いだろうが、これは塔子の危機と克服の物語なのだ。前2作のタイトルが犯人視点であるのに対し、本作「水晶の鼓動」は塔子視点で付けられたタイトルである。塔子の成長は感動を与えると思う。つっこみどころはあるが、三作で一番好きだ。

  • utinopoti27

    命にかけても報いるべき恩人がいた、はずだった。絶対的な信頼を寄せた根拠が、嘘で固めた裏切りとわかった時、男の絶望は怒りに姿を変え、制御不能な暴走を始める・・。ラッカースプレーで赤く塗り込まれた殺害現場。猟奇的な事件はさらに第2第3の連続殺人に。時を同じくして、都内各所で発生するビル連続爆破事件。大混乱に陥る捜査陣は、事件の真相にたどり着けるのか。今回は塔子はじめ主要キャラの個性がうまく描き分けられていて、捜査本部の緊張感もリアルに伝わってきます。3作目にしてようやく安定感の出てきたシリーズの今後に期待だ。

  • KAZOO

    あっという間にこのシリーズの3冊目です。他の警察小説と異なるところは、あまり現実的ではないのでしょうが、警察内部の人間関係がぎすぎすした感じがしないということにあります。殺人事件なので事件そのものは結構残酷な様相を呈するのですが、常連の5人組が魅力あるチームで何とか事件を解決します。主任という人物が結構頭の良さを発揮しています。

  • あっちゃん

    どうやらドラマ化されてるようだけど毎度の事ながら見てません(笑)今回は公安が出て来るけど私的には苦手、でも途中差し込まれる犯人サイドの部分はソッチ系とは思えなくて…最後は主人公達が巻き返して一安心( ̄ー ̄)

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