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凍結事案捜査班 時の残像 文春文庫

麻見和史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923112
ISBN 10 : 4167923114
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

警察小説で数多くの人気シリーズを生み出してきた作家・麻見和史が本作で挑むは「コールドケース(未解決事件)」。妻を亡くし仕事への意欲を失いかけていた刑事・藤木は、「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属され、そこで出会った仲間と捜査を続けるうちに、刑事としての矜持を取り戻してきていた。そんななか、東京・西大井で無惨に腹を裂かれた遺体が発見される。その遺体は、なぜか上半身が血液で塗りたくされていた。まるで何かのメッセージのように‥‥。捜査を進めるうちに、13年前の未解決事件の重要参考人がこの被害者とかかわっていたことが明らかになったところで、事件が大きく動き始める。藤木たちがたどり着いた悲しすぎる事件の真相とは! 







【著者紹介】
麻見和史 : 1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズはドラマ化もされ人気を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    ゴールドケース(凍結事案)捜査班。妻を癌で亡くし失意の中休職していた藤木が凍結事案捜査班に復帰し主人公のシリーズ第2弾。廃屋で見つかった遺体。13年前に未解決に終わった事件の重要参考人とこの被害者とのかかわりが明らかになり藤木達に応援要請が。過去を洗い直すと次々に繋がる事件。藤木達の地道な捜査で(ちょっと都合良すぎる展開もあるが)真相に辿りつく。凍結班で出会った仲間の気遣い、チームワーク。捜査を続ける内に藤木は刑事としての矜持を取り戻しつつあるのかな。ラスト妻の残した手紙を読む藤木で了。

  • KAZOO

    麻見さんのシリーズ2作目で、前作に引き続き妻を亡くして鬱のような症状になっている捜査一課凍結班に所属する刑事が主人公です。今回は廃屋で血まみれの死体が見つかります。そのそばにはおかしな遺留品が置かれています。そこからむかしの事件が掘り起こされていき、様々な人物などやその過去が明らかになっていきます。主人公の所属する班の仲間や上司が主人公に気を使っています。

  • タイ子

    シリーズ第2弾。妻を病気で亡くした藤木刑事も元気になりつつあるが捜査の中で遭遇する同じ体験をした話を聞くと蘇る。殺人事件が起きても藤木の所属は今の事件の捜査ではなく未解決事件の捜査をすること。今回の事件は13年前の事件と関係ありということで出動要請が。捜査をするうち過去に起きた事件を発見、また新たに起こる事件も。一見複雑に見える事件の点と点がやがて一つの線上で結ばれる。女たらしの男によって人生を翻弄させられた一人の男。社会問題も含んでいて胸が痛くなる。小説でしかあってはならない問題だと思うが、果たして…。

  • きりん★

    凍結事案捜査班シリーズ二作目。廃屋で見つかる血まみれの死体。最初からグロい展開。捜査を進めると、あちらこちらにクズだらけ。失踪したヤングケアラーの少年が不憫でならない。最後あっさり解決したような事件だったが、展開は面白かったのでまた次作続き楽しみにします。藤木さん、そろそろ奧さんの件の傷が癒えるといいな。

  • papako

    シリーズ2冊目。サポートのはずがいつの間にか藤木達しか捜査してなくない?公安案件かと思わせて、子供の辛い事件でした。確かに聡は話して共感して欲しかったような気もする。成り代わりたいとかではなかったのでは?猟奇的な殺人にする意味は少なかったかな。班のみんなもいい感じになって続くのかしら。

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