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本当に悲惨な朝鮮史 高麗史から読み解く 角川新書

麻生川静男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040821092
ISBN 10 : 4040821092
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

高麗を知れば、今の韓国、北朝鮮がわかる―ダメ王が続いた王朝、大国に挟まれた二股外交、密告と賄賂の横行、過酷な収奪と惨めな民衆。悲惨な500年の歴史から、日本人が知らないあの国の倫理・価値観を読み解く。

目次 : 第1章 高麗を知ることが現代の朝鮮を理解すること/ 第2章 高麗・ダメ王列伝/ 第3章 異民族の侵入/ 第4章 大国に仕える苦労―惨めな二股外交/ 第5章 あくどき官僚と密告社会/ 第6章 武人のジャイアン伝/ 第7章 想像を絶する惨めな民衆/ 第8章 科挙、儒者、ソンビ、立派な武人

【著者紹介】
麻生川静男 : 1955年、大阪府生まれ。リベラルアーツ研究家、博士(工学)。京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。京都大学大学院在学中、ドイツ・ミュンヘン工科大学に留学。1980年、住友重機械工業入社後、アメリカ・カーネギーメロン大学工学研究科に留学。帰国後、システムやソフトウェア開発、データマイニング事業などに従事。2000年に独立し、複数のITベンチャーの顧問を歴任。その後、カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学産官学連携本部・准教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 金吾

    高麗の歴史は知らないので、興味深く読めました。切りぬきなので、正確なのかはわかりませんが、イメージは出来ました。元の支配の部分が面白かったです。

  • かいりゅ

    韓国歴史ドラマをよく見るので、朝鮮史は前から気になってました。タイトルを見て、即購入。高麗時代が主。ドラマのきらびやかな世界とは一転、侵略、賄賂、虐殺、密告…民を顧みず、生きるための私利私欲がよくわかります。儒教国家なので、清廉に見えますが、実際は近隣の大国の影響がそうさせているのかもしれない。これをきっかけにお隣の国の歴史も勉強してみたい。

  • mit

    朝鮮半島史において500年近く続いたにも関わらず、高麗王朝については、元寇以外ではやや忘れられた謎の存在である。本書では主に「高麗史節要」から原文と訳文を交え、高麗史の様々な人間模様が鮮やかに描き出されている。大まかな歴史の流れについては別途Wikipedia等で確認すると分かりやすい。著者は漢文や歴史については素人であるが、前著で「資治通鑑」の句点付き原文を読破しただけのことはあり、パソコンを駆使した漢文の新しい読み方が示唆されていると思う。タイトルからして嫌韓本の中に埋もれてしまっているのが勿体ない。

  • 綴瑠

    今の朝鮮の思想を知る上でとても重要な歴史をもりこんでくれている本。 ちょくちょく現代の人の話も入っているので読みやすいです。

  • Mana

    嫌韓本の類いだなとは思ったけど、高麗時代を扱っているのが珍しくて手にとってみた。挑戦というと大体李氏朝鮮で、高麗の本はないので貴重。高麗時代は初期の千秋太后のあたりが一番興味ある。元の支配下の時代の説明が多かったのも興味深かった。

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