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日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます 富士見l文庫

麦野ほなみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040759319
ISBN 10 : 4040759311
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 職場の人間関係と激務に疲れた笹原姫香は、ある日ぷつりと糸が切れて仕事を辞めた。そして「京町屋に住む」という夢を実現する。

「京都市内/下宿人/家賃2万円」

という破格の条件で京町家への転居が叶うが、引っ越し当日に出会った同居の管理人は素晴らしい毛並みのパンダだった。
 紳士的で料理上手、美しく花を生け丁寧な暮らしをする通称「パンダさん」と穏やかに暮らすうち、姫香は「自分」を大切にすることに気づいていく――。
 野花のように心に寄り添う、京都ほっこりはんなり物語。


【著者紹介】
麦野ほなみ : 心を包み込むような優しい物語と生き生きとしたキャラクターが評価され『日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます』が第7回富士見ノベル大賞【入選】となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • BLANCA

    図書館の新刊コーナーで。🐼好き妹の影響で🐼に敏感な私は、表紙のかっぽう着を着た🐼を見て読んでみた。職場の人間関係と激務に疲れた姫香が、逃げるように仕事を辞めて転居したのは、家賃2万円の京町家。そこに住むまでに管理人代理と面接し、細かい誓約書にサインをし…引っ越し当日に初めて会った家主は「パンダさん(♂)」だった…。住む条件は、料理、洗濯、掃除など家事はパンダさんが😲 姫香がお願いされたのは庭仕事(草むしり等)😳 自信が持てなかった彼女と、同じく自分の気持ちを殺してしまったパンダさんの成長物語。

  • Erika

    主人公の姫香の性格が自分と似ていて共感した。はっきりと自分の意見を言えなかったり、頼まれると断れず色々と押し付けられたり、、、。その結果キャパオーバーで自滅してしまう。姫香が京都で優しいパンダさんと穏やかな生活をしている様子に自分も癒された。読みながら京都の季節の移り変わりを思い出し懐かしい思いが込み上げた。パンダさんの生花エピソードは読んでて辛かった。彼が優しい性格だからこそ、選ばれなかった花達がゴミの様に捨てられる様子に心を痛めたんだろうな。疲れた心を柔らかくほぐしてくれる物語だった。

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