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大航海時代のアジアと大友宗麟

鹿毛敏夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784874158753
ISBN 10 : 4874158757
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

15世紀初め、大友氏第10代親世は、1500石積みの春日丸で瀬戸内海航路を往来し、第15代親繁は宝徳3年の遣明船団のなかの「6号船」を仕立て、中国に派遣。第21代宗麟は、天正元年に東南アジアの国へ船を派遣するなど、大友氏のグローバルな志向をアジアの中に位置づけ読み解く。

目次 : 豊後府内の起源と歴史/ 大友家の発祥と発展/ 大友時代を生きた人々/ 雪舟と豊後/ 遺物が語る中世/ 海から見た大友時代/ 現代中国のなかの中世日本/ 明代中国と豊後/ 大友遣明使の旅/ 北京での大友遣明使〔ほか〕

【著者紹介】
鹿毛敏夫 : 1963年、大分県生まれ。広島大学文学部史学科卒業、九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。現在、東京大学史料編纂所国内研究員、国立新居浜工業高等専門学校准教授。博士(文学)、修士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 浅香山三郎

    『大分合同新聞』連載のコラムをまとめたもの。豊後と瀬戸内海交通を通じた交易のひろがり、豊後の硫黄がもたらす東アジア圏との貿易と大友氏など、大友宗麟とフランシスコ・ザビエルを軸に、この時期の日本と世界の繫がりをグローバルに捉へる。リスボンの教会にあるザビエルの生涯を描く油彩画に、西欧人風の大友宗麟が描かれてゐることなど、彼がカトリック世界でも知られた人物であつたことがよく分かる。

  • zikisuzuki

    大友宗麟の所縁の地、寧波、アユタヤ、ゴア、リスボンなどを豊富な写真や資料で紹介している。特にフランシスコ・ザビエルについての記述はページを割いており、私は大友宗麟よりもザビエルに詳しくなってしまった。

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