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ISBN 10 : 4062920875
Content Description
たのしい仕事もあればつらい遊びもある。仕事/遊び、労働/余暇という従来の二分法が意味を消失した現代社会にあって、わたしたちが生きることを支えているものはなにか、それは「働く」ことと「遊ぶ」こととどのようなかかわりがあるのか―。人間性の深みまで掘り下げて労働観・余暇観の歴史にせまり、人間活動の未来像をさぐる、清新な労働論。
目次 : 第1章 前のめりの生活(“線”としての人生/ 前のめりの時間意識/ ビジネスという感覚)/ 第2章 インダストリアスな人間(“インダストリー”というエートス/ “生産”という鏡/ 労働の倫理から欲望の戦略へ)/ 第3章 深い遊び(仕事の貧しさ、遊びの貧しさ/ ディープ・プレイ/ テレオロジーから離れる)/ 第4章 “労働”vs“余暇”のかなたへ(“家事”という仕事/ “ヴォランティア”というモデル/ ホモ・ヴィアトール―あるいは、途上にあるという感覚)/ 補章 いまひとたび、働くことの意味について
【著者紹介】
鷲田清一 : 1949年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学専攻博士課程修了。関西大学、大阪大学で教授を務める。前大阪大学総長。現在、大谷大学教授。専攻は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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