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方丈記 / 徒然草 / 歎異抄

鴨長明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093621847
ISBN 10 : 4093621845
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

激動の中世を生きた鴨長明、兼好法師、親鸞。彼らが私たちに遺してくれた人生を見つめる箴言集を、原文の魅力をそのままに、あらすじと現代語訳付き原文ですらすらと読める新編集で贈る。

【著者紹介】
神田秀夫 : 1913年、東京都生れ。東京大学卒。上代文学専攻。武蔵大学名誉教授。1993年逝去

永積安明 : 1908年、山口県生れ。東京大学卒。中世文学専攻。神戸大学名誉教授。1995年逝去

安良岡康作 : 1917年、埼玉県生れ。東京大学卒。中世文学専攻。東京学芸大学名誉教授。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tadashi_N

    方丈の庵での生活は、憧れる。徒然草は行動範囲の広さに驚く。親鸞はすごい。

  • inami

    ◉読書 ★3.5 日本の古典中の古典3作、現代語訳と原文の魅力そのままに”すらすら”とはいきませんでしたが読めました。「方丈記」:鴨長明50歳で出家、60歳で方丈(四畳半ほど)の庵を造り隠棲。この世の中が生きにくく、はかないものだと・・。「徒然草」:政権がめまぐるしく変わる動乱の時代の兼好法師の作、避けられない人間の死を”無常”と捉えて人生を厳しく見つめた。「歎異抄」:親鸞の教えと異なる説の存在を嘆き、念仏を信仰する人々に正しい教えを示そうとした書。・・いつも念仏を唱えていた祖母は、とても信心深い人でした

  • とよぽん

    現代語訳が先にあり、原文が次に載せられていて、照らし合わせて読むことができる。校訂・訳は、現代の代表的な研究者である。作者ゆかりの地の写真もいくつか紹介されている。河出書房新社から出ている池澤夏樹個人編集の日本文学全集と比べると、いかにも教科書的正統派の本ではある。小学館。

  • おゆ

    歎異抄は割愛、方丈記は10月に譲って今回は徒然草のみ。古典イベでは不評の声が目立ったけれど、私には大変面白かった。原文も読みやすく、江戸後期かと勘違いしそうになったほど。本書は全文掲載ではないけれど、全体に感じられたのは兼好さんの「明日くたばるかもしれない、だから今すぐふり絞れ」というメッセージ。死が現代よりずっと身近な時代だから切実です。有名な女人蔑視発言の数々には、生涯妻帯しなかった兼好さんの、歴史に残らなかった私生活をつい品悪く勘繰ってしまう。苦労させられたんだろうなぁ。

  • おゆ

    歎異抄は割愛、徒然草は既読、今回は方丈記のみ。古典イベお題本ながら今月は見送るつもりでいたところ、短く読みやすいとの評判を聞き慌てて手に取る。噂通り、原文は現代語訳に頼らずとも大体のところ理解できるし、全体の文章量も少ない。けれど内容は、というよりも語られる鴨長明の見てきた浮世の有様は、これはたいそう重かった。旱魃火災水害地震、そして飢饉と疫病。死んだ母親の乳房にとりつく赤子、死者の冥福を祈り額に阿の字を書き付けて歩く僧侶。神官の家に生まれ、家督を逃して仏門に入った鴨長明が見てきたもの。彼岸が対岸のよう。

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