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酔いがさめたら、うちに帰ろう。

鴨志田穣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062766883
ISBN 10 : 4062766884
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アルコール依存症で離婚。10回の吐血。再飲酒。ついにアルコール病棟に入院することになった、元戦場カメラマンの「僕」。そこで出会った個性的な面々との生活が、僕を変えた。うちに帰りたい―。依存症を克服し、愛する元妻、子供たちとの時間を取り戻したが、そこには悲しい現実が…。笑って泣ける私小説。

【著者紹介】
鴨志田穣 : 1964年神奈川県生まれ。高校を卒業後、フリージャーナリストに。’96年、漫画家の西原理恵子さんと結婚、一男一女をもうける。2007年3月20日、腎臓がんのため死去。享年42歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • s-kozy

    いやぁ−凄まじい。アルコール依存性患者の闘病記。著者は鴨志田穣さん。あの西原理恵子さんの元夫で故人です。つまり本書は「毎日かあさんsideかもちゃん」。人生って、ままならないなぁ。自分で前に進んで行こうなんて不遜なことなのかもね。映画化されているんだ、それも見てみたいね。「遺稿集」も読まなくては。カバー装画はリリー・フランキーさん。あんな顔して、こんな絵を描くのね。

  • ばりぼー

    西原理恵子さんの元夫であり、元戦場カメラマンの鴨志田穣さんが、アルコール依存症で精神病院(アルコール病棟)に入院していた頃のことを綴った、笑って泣ける「私小説」。朝からカップ酒をあおり、缶ビールをチェイサーにウォッカ小瓶3本を流し飲みだなんて、筋金入りのアル中です。食道静脈瘤破裂で吐血10回とか、肺気胸で穴だらけとか、ガンマ・GTPが1800(正常値は50以下)とか、シャレになりません。思わず本を持つ手が震えました…。今、断酒して丸2ヶ月になりますが、これを読んだら、いくらでも我慢できそうです。

  • 抹茶モナカ

    アルコール依存症で精神科病棟に入院した体験談。一応、フィクションのようだ。軽いタッチで病棟の事、アルコール依存症の事を綴っているのが特徴。僕自身、あさがおさんとして入院生活を体験した事があるので、共感する部分もあったような気もする。でも、何だろう、この著者については、あまりに無軌道なのと、その人柄から、早死にしているらしいのが、少しホッとする部分が良い意味と悪い意味とである。何故か、わからないけどね。それと、カレーライスが食べたくなる本。

  • はる

    最後のあとがきが著者を愛のある目線で見て書かれていることが伝わってきたのが良い。アル中って、自己の弱さとみなされあまり周りに協力を得にくい精神疾患だとは思ってたけど、文を読みながら自分にも理解が足りないことに気づく。責めてしまいたくなるような内容多いし。でも抜け出せない患者さんが一番辛いんだよなあと改めて。 軽快に書かれた自伝的フィクション

  • ネギっ子gen

    戦場カメラマンにして「心優しき遍歴の旅人」(by東陽一)が、アルコール依存症で離婚し、10回の吐血の末にアルコール病棟に入院するも再飲酒した顛末等を綴る。題名が秀逸。<離婚して二年、母の元に居候して何もせず、いや、酒だけは仕事のようにきっちりと飲んで過ごす日々。/「よし、酒は今日でお終いだ。明日から絶対飲まないぞ」酒で気分がよくなると、決まってそう心に誓う。「素面のままで、妻や子どもたちと会うんだ」と決心する。「これから出かけて、まずビールを飲んで、そばを肴に冷酒だ。それで断酒だ>と。アル中あるある話。⇒

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