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和算の道をひらけ! 江戸の数学ブームをおこした吉田光由 読書の時間

鳴海風

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251044846
ISBN 10 : 4251044843
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

七兵衛(後の光由)は、京都北嵯峨野の農民のために隧道(トンネル)を掘り、水を通す工事を成功させる。さらに、実際の仕事に役立つ数学の問題を次づきに考え、子どもでも楽しく学べる『塵劫記』を出版する。江戸時代の大ベストセラーを書いた、情熱と夢に満ちた吉田光由の物語。

目次 : 1 岩を焼いてくだく工事/ 2 二条京極のそろばん塾/ 3 バテレンの算法塾/ 4 別れ/ 5 大覚寺からの依頼/ 6 落盤事故を乗り越えて/ 7 『塵劫記』の誕生/ 8 生まれ変わった『塵劫記』

【著者紹介】
鳴海風 : 1953年新潟県生まれ。東北大学大学院機械工学専攻修了。博士(経営情報科学)、MBA(経営学修士)保有。江戸時代の数学「和算」を題材にした小説などを多く発表。1992年『円周率を計算した男』で第16回歴史文学賞、2006年日本数学会出版賞、『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』(くもん出版)が、第63回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書

おとないちあき : 一般文芸書など幅広いジャンルで、装画・挿し絵をてがけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽけっとももんが

    図書館新着本。江戸時代、算額など市井の人がこぞって数学の難問に挑んだのは知っている。それにしても漢数字で計算って、どうするのだろう。繰り上げ繰り下げからして難しそうだ。何かその秘密がわかるかと思ったけれどもそういう本ではなかった。京都の治水に関わった吉田光由の半生。

  • 6haramitsu

    子どもに借りてきたけど、まだ早かったので読んでみる。昔は学問は受験のためにやってなくて、圧倒的な自然のパワーに対抗するための手段として学んでいたことがよく分かる。しかし、伊能忠敬なんかもそうだが、当時どうやったらあんなに正確で、また、大人数を動かすマネージメントができたんやろか。しかも、光由は隧道を寄進のためにやるというから最先端。まさにコモン。こういう話、もっと日本人に語り継がれていいと思う。

  • きみどり

    課題図書。どうもこの作者が苦手だ。ごちゃごちゃしてる。挿し絵より解説図がほしいところがちょいちょいあった。『塵劫記』のブラッシュアップは面白かった。良い書物との出会いは人生を広げるよね。

  • 好奇心

    吉田光由まさに本の題名とおり和算の道をひらいた人、先駆者だった、角倉了以の一族だったとは、時代は徳川幕府が開かれた直後の慶長年間、和算の能力を土木事業である川の開削に応用したとは、和算は天文学の基礎にもなっている、その計算の元になっているのが、現在でも引き継がれている計算器の元祖、そろばんである、幼少時誰でも一度は手にしたことのある、ソロバンはまさに算法の大好きな日本人を育ててくれた、利器である、吉田から関孝和等へ継承された塵劫記を読んでみたい

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