Product Details
ISBN 10 : 4183775132
Content Description
2020年度より、新学習指導要領が全面実施されました。今回の学習指導要領の改訂では、子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することを目指しています。この学習指導要領の趣旨を理解しようとしたとき、そこには、重要なキーワードがたくさん出てきます。「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「資質・能力」「主体的・対話的で深い学び」、そして「見方・考え方」…。どれも重要なキーワードなのですが、理科教育の立場から眺めてみると、「見方・考え方」が最も気になるところではないでしょうか。本書は、「見方・考え方」についてまとめたものです。みなさんの授業づくりのヒントに、そして、読者のみなさん自身の人生が豊かになるヒントになれば幸いです。
目次 : 1章 「理科の見方・考え方」とは何か?/ 2章 「見方・考え方」を意識した授業のつくり方/ 3章 エネルギー領域「量的・関係的」な見方を働かせること/ 4章 粒子領域「質的・実体的」な見方を働かせること/ 5章 生命領域「共通性・多様性」の見方を働かせること/ 6章 地球領域「時間的・空間的」な見方を働かせること/ 7章 子どもが「見方・考え方」を意識的に働かせるようにするために
【著者紹介】
鳴川哲也 : 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官。福島県公立小学校教諭、指導主事等を経て現職
寺本貴啓 : 國學院大學人間開発学部教授。静岡県の小・中学校教諭を経て現職。専門は、理科教育学・学習科学・教育心理学
辻健 : 筑波大学附属小学校教諭。神奈川県の小学校教諭を経て現職。一貫して理科授業の研究に取り組む
三井寿哉 : 東京学芸大学附属小金井小学校教諭。東京都の小学校教諭を経て現職。理科教育の研究に主に取り組む
有本淳 : 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部学力調査官・教育課程調査官。大阪府の小学校教諭を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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