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黒公爵様の恋文代筆人 富士見l文庫

鳳乃一真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040758275
ISBN 10 : 4040758277
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

王と亡き王妃による恋物語の逸話にて《恋文文化》が花開く王国。

《恋文代筆人》ユーディの元に、恋文嫌いの貴族の男が依頼を持ち込む。
これをきっかけにマフィアの元締め《黒公爵》ヴィンセントに目を付けられたユーディは半ば強制的に、彼のお抱え恋文代筆人にされてしまう。

社交界に花街と様々な恋文に関わる中で、噂とは違う彼の本当の姿を知っていく。
ただユーディにも誰にもいえない秘密があって‥‥

偽る少女と悪役貴族が、恋文の裏を読み解き、心ある恋文をしたためるロマンス×ファンタジー。

【著者紹介】
鳳乃一真 : 2012年、第13回えんため大賞「大賞」を受賞し、『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』(ファミ通文庫)でデビュー。漫画原作者やシナリオライターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐっち

    恋文文化のある世界、良い。黒公爵ヴィンセントにやとわれた、恋文代筆人・ユーディは何か秘密を持っているようで…。しっかりした世界観、二人の距離感も良かったです。終わったような続くようなで、続きも出るとよいな。

  • イシカミハサミ

    相変わらず鳳乃さんは面白そうなことをたくらんでいるなぁ、という作品。 問題なのはそのたくらみを全部明かす前にシリーズが終わってしまう、もしくはちゃんと完走しても謎を残すクセがあるところ。 あまり期待しすぎず、続きが出版された時には見逃さないように、待っていたいと思います。

  • 冬野

    初読み作者さんの謎解き要素ありファンタジー。予想以上に面白かった。貴族社会に恋文が文化として根付いている様子が細やかに描かれ、しっかりと練られた世界観に安心して浸れる。自由が制限された時代でも女性はしたたかである。思わせぶりな表現が多用されているため少し頭を使って読む必要があるが、読む進めるにつれ見えてくる景色が広がって予期しない地点へ連れていってもらえる。ユーディとヴィンセントの間に直接的な接触は殆どないけど、ほんのり色気が漂うような関係性がよい。この先が読みたいのでぜひ続編が欲しいところ。星:5/5

  • つじ みやび

    めちゃめちゃよかった……後半になって一気に糖度増したの、すごくよかったです。こんな顔でこんな、こんな!殺し文句いわれちゃあ!!!ねぇ!?!? そもそも「恋文代筆人」とは?というところから丁寧に説明してくださる世界観があったので非常に読みやすかったです。貴族と平民の差みたいなのも、辛いけどわかりやすい。するする読めました。 ただのお手紙ではなく、恋文だからこそ気を付けたいことや、こもる思いが面白い。そして恐怖の権化黒公爵様がやろうとしていることと、はじまりの恋文代筆人の存在……先が気になります!

  • アイ

    「ヴァイオレットエヴァガーデン」や、「恋文の技術」が好きなので、タイトルから気になって読みました。国の歴史や恋文代筆人のこと、世界観をちゃんと作ってるのが面白い。読みやすかった。花街の一筆箋なんかも源氏物語みたいだし、想像しやすい。和風の世界で描いても面白そう。ちゃんと独自の世界になっていて、良かった。

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