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異文化コミュニケーション学 岩波新書

鳥飼玖美子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004318873
ISBN 10 : 4004318874
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

グローバル化が加速し、価値観も多様化している今、様々な異なる「文化」の人とともに暮らすことは日常になっている。言語の違いだけでなく、専門性が異なる人同士の対話なども含まれる異文化コミュニケーションは、幅広く、深い。先達の研究を踏まえつつ、数多くの海外ドラマ・映画の台詞などから、コミュニケーション、そして言葉を、改めて問い直す。

目次 : 1 「文化」とは何か(文化の定義/ 「普遍文化」と「個別文化」 ほか)/ 2 「コミュニケーション」とは何か(コミュニケーションとは/ 異文化コミュニケーション ほか)/ 3 ジェンダー、コミュニケーションの破綻と修復、そして自立(「そんなことしか言えないの?」/ コミュニケーションの断絶 ほか)/ 4 言語、権力、アイデンティティ(コミュニケーションを左右する「象徴的な力」/ 英語帝国主義 ほか)

【著者紹介】
鳥飼玖美子 : 上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了(MA)。サウサンプトン大学大学院人文学研究科博士課程修了(Ph.D.)。1997年より立教大学教授。2002年から11年まで、同大学大学院異文化コミュニケーション研究科委員長。現在、立教大学名誉教授。1971年から92年まで、ラジオ「百万人の英語」講師。98年からNHK「テレビ英会話」「ニュースで英会話」等の講師。現在、NHK「太田光のつぶやき英語」講師、「ニュースで英語術」監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • livre_film2020

    何度も頷きながら読んだ。残念ながら、私の中で韓流ドラマブームが終わっていたので、本書内で紹介されていた『愛の不時着』も何も見たことがなかった。なので、個人的にドラマを用いた解説はあまりピンと来なかったが、言わんとしていることは分かった。異文化=外国のことを指すわけではない。人間すべてに当てはまると私は思っている。多くの人が本書を読んで異文化に対する感度が上がればよいと思う。サクッと読めるのでぜひ読んでほしい。

  • K1

    愛の不時着ー流行りましたね。韓国のエンタメに興味がわきました、まずは読書で。オックスフォード英語大辞典誕生にまつわる実話を映画化した作品を見てみたいですが、日本で公開されているのかしら(調べてみよう)。その中の台詞の「ことばは翼を与えてくれる」は、言語の本質を語っている。ことばによって精神の自由と自立を得て、理想と夢をめざし空を高く飛翔することができると語っている。ことばは強い。だから、ことばはこわい。しかし、ことばは誰に対しても平等に翼を与えてくれる。ことばを大切にしたいと願う。

  • やま

    とても面白かった。まず、韓国ドラマにみんながはまっている理由がわかる気がしました。これは見なくては◇英国王室の話やアメリカの連邦最高裁判所判事だったギンズバークの話、先住民の話、ジェンダーの話など、異文化コミュニケーションの考え方はいろんな所に発展していました。とても興味深い◇言葉を失うということはアイデンティティを失うこと。アイデンティティを失うことがどういうことかを理解しないといけないなぁとか、言葉でも人を殺してしまうこと等、他人事ではいけないと思ってしまいました。いろいろ反省です。お勧めしたい本。

  • さとうしん

    韓国ドラマを中心に見る異文化コミュニケーション。異文化コミュニケーションというのは一般的にイメージされる外国人とのコミュニケーションだけでなく、科学コミュナケーション、ビジネス・コミュニケーション、ジェンダー・コミュニケーションなど広範なものである。異文化コミュニケーションの概説書としても韓国ドラマ入門としても面白い。

  • ののたま

    p137の老害についての記述がハイライトかも▲「学ぶことを忘れ、弱者に思いを寄せる謙虚さを失い、他者の尊厳を平気で踏みにじるようになったら社会の害になる。年齢は関係ない。」▲肝に銘じておきたい。▲ドラマの場面紹介を引用としており、ドラマ本編を観ていないと読みにくいところはあった。文化の視点からドラマを観るのはありかも

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