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幻の麺料理 再現100品

魚柄仁之助

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787220981
ISBN 10 : 4787220985
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

戦前のナポリタンうどん、カレー餡かけそば、納豆スパゲティ、ラーメンおこし、マカロニのおすまし、元祖ラーメン「豚饂飩」「しなそば」「南京そば」、元祖カレーうどんなど、当時の雑誌に掲載されていたレシピどおりに100品以上を作って食べて紹介する。

目次 : 第1章 うどんの麺と西洋料理法の合体/ 第2章 カレーうどんの謎/ 第3章 和風スパゲティの爆発的進化/ 第4章 マカロニ類の興亡/ 第5章 ラーメンのルーツから列島制覇まで/ 第6章 ソース焼きそばの生存戦略

【著者紹介】
魚柄仁之助 : 1956年、福岡県生まれ。食文化研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    絶滅してしまった麺料理を再現してみる面白い内容です。西洋料理が家庭料理になっていく過程ではこんな面白い試みがあったのか!と満喫いたしました。カラーで再現されたものを見てみたいなあ…でも「もう一度食べたいとは思わない」系の感想が多いので白黒が正解なのかな。新しいものを貪欲に取り込み、試行錯誤してきた日本人。そのちょっとキッチュなバージョンといったところでしょうか。…作りたくなるレシピは確かになかったかもよ〜。

  • ようはん

    戦前の頃だと一般家庭でパスタ麺や中華麺を確保できず、婦人雑誌のレシピ集などではナポリタン等の洋風の麺にうどんやそうめんを用いていたという話。給食でミートソース風の汁にうどん状のソフト麺を使用していたのを思い出す。

  • フリウリ

    昔の雑誌記事などに基づき、今となっては珍妙な麺料理を紹介、再現し、その感想を述べつつ背景などが考察されていて、楽しく読みました。化学調味料(味の素)について、70年代にその安全性が懸念され、家庭でも昆布や鰹節から出汁をとるように「回帰」したといわれるけれど、化学調味料で多くの日本人ははじめて「うま味」を知ったのであり、それ以前にうま味を求めて出汁をとるような考え方は一般的でなかった、という指摘はおもしろいと思いました。今や「言葉狩り」される「化学調味料」という語が、憚ることなく連呼されています。6

  • y

    明治〜昭和の料理本に載っていたレシピを再現するという著者の執念がすごいです。 自分で試してみようとは思いませんでしたが、ちょっと気になる料理はありました。 文章の端々に気になるものがありましたが、あとがきで納得な感じでした。 化学調味料については、へぇーと思いました。

  • ワタナベ読書愛

    2023年刊行。今の日本で普及している麺料理(ラーメン、パスタ、焼きそばなど)がいつから、どういう経緯で誕生し、広まっていったのか?明治・大正・昭和の料理本を基に実際に料理を作って試食し、検証すること100品以上。思わぬ名品・珍品に面食らい、ひるまず麺喰らい、飽きずに綿々と研究し続けた根性と執念が凄まじい。今も昔も、メディアが流す情報と、ご家庭の実情が違うのは一緒だった。面倒くさがらず、一つ一つ実体験を積み重ねていった人だけが得る境地があった。ネットで検索してもまず出てこない貴重な話が満載。お腹いっぱい。

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