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日本とフランスの カワイイ文化論 なぜ私たちは「かわいく」なければならなかったのか

高馬京子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750358901
ISBN 10 : 4750358908
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

1970年代以降、日本文化の特質として語られてきた「かわいい」という概念の日本における位置づけの変遷を追うとともに、それが海外とくにフランスで、クールなポップカルチャーとして受容されていく様を、ジェンダーの観点も交えて社会学的に考察する。

【著者紹介】
高馬京子 : ファッション業界広報に従事後、パリエスト・クレテイユ大学DEA、大阪大学言語文化研究科修了(言語文化学博士)。リトアニアの大学での研究・教育活動、国際日本文化研究センター外国人研究員を経て、現在、明治大学情報コミュニケーション学部専任教授、国際交流担当副学長。研究分野は超域文化論、ファッション文化論、ジェンダー研究、メディア言説・表象分析、記号論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コウみん

    日本とフランスの「かわいい」はどんなもの? 日本の「カワイイ」はサブカル的な要素が多く、それがフランスに日本のサブカルチャーを広げた。その他、ファッションでも原宿系とかロリータファッションにも影響を与えた。

  • 椎名千歳

    日本とフランスにおける「かわいい」という概念についての本。 普段何気なく使っている「かわいい」という概念がどのように変遷してきたのか、そしてフランスではどのように広がり定着していったのか。 同じ言葉でもその国の歴史や文化的背景で微妙にニュアンスが変わるという点がとても興味深かった。

  • Go Extreme

    かわいい:美的感覚 幼少期 無邪気さ 非成熟性 アイドル文化 キャラクター 表象 受容 社会的期待 メディア影響 魅力 可愛らしさ 萌え文化 ファッション 消費文化 ジェンダー:女性像 美の基準 アイデンティティ形成 社会的圧力 自己表現 ルッキズム 従順さ 若さの価値 規範形成 セイフティースペース フェミニズム 理想像 自立 役割固定 文化交流:フランスの受容 メディアの変遷 異文化理解 ポップカルチャー ファッション融合 言説分析 文化的アプロプリエーション クールジャパン 国際的評価 文化再構築

  • 言いたい放題

    斜め読み

  • ちもころ

    「かわいい」の概念は平安の昔からあり、大人のファッションとして具現化されてきたのはごく最近のこと。それは多様性を許容する社会へと変容してきたから、というようなことが書いてあるような気がした。 冒頭部分で以前は「かわいい」を若者の卒業案件としていたと言うが、成熟した大人が社会的責任を負うのであって、それはかわいいファッションを受け入れた現代でも当たり前。

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