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近代美術の巨匠たち

Shuji Takashina

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006021306
ISBN 10 : 4006021305
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2008
Japan

Content Description

「光」を追求したモネ、不遇の天才セザンヌ、女性美を絵筆で讃えたルノワール…。印象派以降、エコール・ド・パリ派に至るまでの近代美術史に偉大な足跡を残した巨匠十三人の評伝集。画家たちの生い立ちや人柄、人生の栄光と悲哀、名作が誕生した背景などを、豊富なエピソードとともに生き生きと描く。

目次 : モネ「私は生まれた時からきかん坊であった…」/ セザンヌ「動いちゃいけない。林檎が動くか!」/ ルドン「私はただ芸術を創造しているだけなのだ…」/ ルノワール「乳房とお尻にたいして優れた感覚を持っている画家は…」/ ユトリロ「何も飲まずに描くなどということは考えられない…」/ モディリアニ「さあ、一枚五フラン…」/ ゴーガン「これからは絵を描くんだ…毎日ね」/ ピカソ「何百という鳩がいるんだ…」/ ゴッホ「赤と緑で人間の恐ろしい情念を…」/ ロートレック「自由を奪われた者はすべて死に向かう…」/ ボナール「その娘たちの顔を思い出して…」/ デュフィ「色彩の魂である光のための闘い…」/ ルソー「今ほんとうに画家と言える人は君と僕だけだ…」

【著者紹介】
高階秀爾 : 1932年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。専門は西洋美術史。東京大学名誉教授、大原美術館館長、京都造形芸術大学大学院長、同比較芸術学研究センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • galoisbaobab

    モネ/セザンヌ/ルドン/ルノワール/ユトリロ/モディリアニ/ゴーガン/ピカソ/ゴッホ/ロートレック/ボナール/デュフィ/ルソー。13人の画家たちの物語。彼らの生き様を想像すると彼らの作品はさらに生々しくギラギラして見えるんだよね。ユトリロの前期作品をじっくり見てみたいな。でも、伝記としては物足りなくて、美術史としては中途半端で、名作要覧としては不足すぎっていう本なのでオレみたいな美術オンチ向きの本です。

  • giant_nobita

    「印象派以降いわゆるエコール・ド・パリにいたるまでの近代画家」13人を取り上げた評伝。モネ、セザンヌ、ピカソ、ゴッホなどの有名どころから、ルドン、ユトリロ、ボナール、デュフィなどの比較的知名度は高くない巨匠も収録されている。一画家につき20ページ弱という分量のため画家の人生全体や作品論にまで筆は及んでいないが、画家自身や周辺人物の様々な言葉を引用することで、画家の人となりを生々しく伝えている。生前には作品の革新性や批評家の無理解のために正当に評価されなかった人物が多かったのが印象に残った。文章も見事。

  • ちゅり

    芸術家たちの生活の描写が面白かった。なかなか勉強になった。

  • 武井 康則

    印象派からエコール・ド・パリまでの13人の評伝集。モネ、セザンヌ、ルノワールからピカソ、ゴーギャン、ゴッホ、ロートレック、ルソーなど。その画家らしいエピソードを語った後、その両親、時には祖父母まで遡って生い立ちから臨終までを解説していく。画法よりは周囲との関係を重視する。さすが泰斗で、間違いはないがページ数が短いので入門書レベルか。絵はモノクロだが、観れば思い浮かべられる有名なものばかりなので、支障はない。巻末に索引あり。

  • (2017.9.1)p.141〜158 ピカソ、(2017.12.14)p.233〜251ルソー

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