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誰も知らない「名画の見方」

Shuji Takashina

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098230112
ISBN 10 : 4098230119
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

「モナ・リザ」の美貌の秘訣は「水」にある。フェルメールはグラビア写真家の元祖。24人の巨匠とその名画に秘められた謎を、8つのテーマに分類された「名画の見方」に基づき、日本を代表する美術史家が解く。

【著者紹介】
高階秀爾 : 1932年東京生まれ。美術史家。東京大学教養学部卒業。東京大学教授、国立西洋美術館館長などを経て、現在は大原美術館館長。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「週刊西洋絵画の巨匠」に掲載していた小論...

投稿日:2021/04/18 (日)

「週刊西洋絵画の巨匠」に掲載していた小論をまとめなおしたものだそうです。他の著作と同様、高階先生の文章はとても読みやすく、説明が分かりやすいです。多くはないものの、説明に必要なカラー図版が適切に配置されている点も良いです。

タラ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    まずタイトルだが、「誰も知らない」は余計ではないだろうか。本書は、絵画鑑賞のための8つのアプローチの方法を語っているのだが、いずれもいたってオーソドックスである。語られていることは極めてまっとうだ。しかし、それは「目からウロコ」といった驚嘆すべきものではない。『名画の見方』でよかったのではないだろうか。よく著者の高階秀爾氏が承知したものだと思う。私には編集者の傲慢にしか見えない。一方、本書はとてもよくできている。それは1章でフェルメールとファン・エイクの描く眼の表現を見ても明らかだ。この2人の画家を⇒

  • はっせー

    最近絵画について興味があったためこの本をよんでみた。誰もが知っている名画について解説していてより一層絵画について勉強したいと思える作品であった!各章ごとに名画を描いた作者について書かれている。この本を読んでみて名画とは作者の人生や時代を写した1ページだと思った!そのため名画を理解するためには知識があるほうがより多くの見方を知ることが出来る。見方に正解はない。私たちは名画をみて心の奥に感じるものを言葉にする。その感じたものを色々な方と話すことによってまた理解できるのかなと感じた!是非皆さんに読んでほしい!

  • 井月 奎(いづき けい)

    優れた芸術は汲めども尽きぬ泉のごときものです。汲むための容器はいくつあっても良いのだと思います。え? だったらアカデミックな勉強をすればいいじゃないか、ですって?それじゃあ知識になってしまいます。あくまでも伊達や酔狂での芸術鑑賞、伊達に酔い、酔狂に生きる私は私の都合のいいように芸術と言う泉から冷たくておいしい水をくみ上げるのです。で、この本ですが画家の工夫や影響を受けた先人とその作品を図を交えて指南してくれるので、芋蔓鑑賞術にはうってつけです。汲んでも尽きぬ泉は蔓を引き抜けば多くのお芋が現れてきます。

  • まめ@暫くイン率落ちます

    今日はちょっとお勉強タイム。誰も知らない名画の見方というか、数々の画家の簡単な紹介の方がベースかな。みんなが選ぶ名画を倣うのではなくて自分が思う名画を見つけるのもひとつの楽しみかもしれない。 まだまだ勉強しなきゃ!

  • やいっち

    美術史家・美術評論家の高階秀爾さん死去 92歳、「美の季想」連載

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