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日本農業再生論「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

高野誠鮮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062203548
ISBN 10 : 4062203545
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京オリンピックに自然栽培の食材を!農産物輸出大国の切り札、ここにあり!「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米を食べさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日本の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集!

目次 : 第1章 東京オリンピックに自然栽培の食材を!(外国人は食べない日本の野菜/ オリンピックとパラリンピックに自然栽培の食材を! ほか)/ 第2章 世界一危ない!?日本の農産物(肥料、農薬、除草剤を使わない理由/ いつまでも「奇跡のリンゴ」と呼ばれたくない ほか)/ 第3章 地方創生を成功させる組織の動かし方(相変わらず行動しない、おバカな役人たち/ 「やってみる精神」をたたき込む ほか)/ 第4章 大バカ者こそ世の中を変えられる(失敗しても成功するまでやめないから「成功者」になれる/ 職場は舞台。「主役根性」を持って仕事をする! ほか)/ 第5章 自然栽培の国策化で農業輸出大国になる!(新しい活躍の場を求めて/ お互いがお互いに望むこと ほか)

【著者紹介】
高野誠鮮 : 1955年、石川県羽咋市生まれ。科学ジャーナリスト、日蓮宗妙法寺第四十一世住職、立正大学客員教授。テレビの企画構成作家として『11PM』『プレステージ』などを手がけた後、1984年に羽咋市役所臨時職員になり、NASAやロシア宇宙局から本物の帰還カプセル、ロケット等を買い付けて、宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を造り、話題になる。1990年に正式に職員となり、2005年、農林水産課に勤務していた時に、過疎高齢化が問題となった同市神子原地区を、年間予算わずか60万円で立てなおすプロジェクトに着手

木村秋則 : 1949年、青森県弘前生まれ。木村興農社代表。高校卒業後、川崎市のメーカーに集団就職、1年半後に故郷に帰り、1971年から家業のリンゴ栽培を中心に農業に従事。農薬で家族が健康を害したことをきっかけに、無農薬、無肥料栽培を模索した。10年近い無収穫、無収入の苦難を乗り越えて成功。そのリンゴは「奇跡のリンゴ」と呼ばれた。現在は、国内各地に留まらず世界各国で自然栽培の農業指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Meme

    私は高野さんと似ている人間かもしれません。自分の提案や意見をやったこともないのに雑に扱われるのが嫌いです。そのため、人の提案や意見は慎重に扱います。これがまたなかなか難しいのです。ちなみに、素敵な内容でした。うちの畑は自然農法に変えていきます。

  • ふじ

    読んで世界の見え方がちょっと変わった本。奇跡のリンゴのおじいちゃんと、ローマ法王に米を献上して地元米のブランド化に成功した元公務員による、農業再生論。自然栽培(化学肥料、農薬、有機肥料を使わない)によって、環境保全、食の安全はもちろん、農業生産物の付加価値を上げ、海外輸出も可能にして(今の農法では硝酸態窒素の量が基準を上回っている)生産者の懐も保障できるようになるのでは、という話。ただ、お二方共にクセが強いので、好みは別れるかも。地元JAの紹介もあり。

  • aisapia

    地球温暖化の原因のひとつは農薬と化学肥料。化学肥料が気化して亜酸化窒素ガスになり、地球温暖化の主な原因となっている。まずはここから環境問題に取り組んだらいいのにと思わずにはいられない。化学物質を吸収した野菜を食べなくてすんで、地球もキレイになるなんてWin-Winやないかー!その他にも有機野菜の懸念事項など学ぶことができる。このお二人の活動には頭が下がります。

  • Lila Eule

    実に気持ちの良い本だった。この本の要素は、爽快、知的、大胆、地道、前向き、囚われない、挑戦、勇気、反骨、優しさ、観察、工夫、細心、やってみる、損得後回し、役に立ちたい、そして、愉快。楽しい本です。やってみようかなと思える本。「感動したら行動しないと・・」、「人間は知、情、意の順で動く」つまり、「知恵・情報を入れてあげると、心が動き、心が動くと人は行動する」と。「自然はいつでも待っている」「人がやらないだけ」「大事なものは目に見えない土の中にある」と。日本の未来の指針のような気がした。

  • はるま

    地元図書館の正月福袋企画に入っていた3冊中の2冊目 延長して読了 鮮明な記憶なかったので、調べてみると2013年に映画化された「奇跡のリンゴ」の主人公木村氏と高野氏との対論集「世界中で行われている栽培方法は三つ 一つはほとんどの国でやっている化学肥料、農薬、除草剤を使う一般栽培 もうひとつは、(中略)動物性有機肥料や植物や米ぬか。。。有機JAS栽培 国が認めた農薬は使っている。三つめは 彼らが提唱する肥料、農薬、除草剤を使わない自然栽培」〜引用 内容は自然栽培論だが、木村氏の諦めない人生訓的な警鐘本

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