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世界の辺境とハードボイルド室町時代

Hideyuki Takano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797673036
ISBN 10 : 4797673036
Format
Books
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代ソマリランドと室町日本は驚くほど似ていた!
世界観がばんばん覆される快感が味わえる、人気ノンフィクション作家と歴史家による"超時空"対談。
世界の辺境を知れば日本史の謎が、日本史を知れば世界の辺境の謎が解けてくる。

中島京子さん推薦
「脳天にハンマー直撃。目から鱗ボロボロ。」

【小見出しより】
外国人がイスラム過激派に狙われる本当の理由 / ソマリアの内戦と応仁の乱 / 未来に向かってバックせよ! / 信長とイスラム主義 / 伊達政宗のイタい恋 / 江戸の茶屋の娘も、ミャンマーのスイカ売りの少女も本が好き / 独裁者は平和がお好き / 妖怪はウォッチできない / アフリカで日本の中古車が売れる知られざる理由 / 今生きている社会がすべてではない

著者略歴
高野秀行
ノンフィクション作家。1966年東京生まれ。『ワセダ三畳青春記』で第一回酒飲み書店員大賞、『謎の独立国家ソマリランド』で講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。著書は他に『移民の宴』『イスラム飲酒紀行』『ミャンマーの柳生一族』『未来国家ブータン』『恋するソマリア』など多数。

清水克行
明治大学商学部教授。専門は日本中世史。1971年東京生まれ。大学の授業は毎年大講義室が400人超の受講生で満杯になる人気。NHK「タイムスクープハンター」など歴史番組の時代考証も担当。著書に『喧嘩両成敗の誕生』『大飢饉、室町社会を襲う! 』『日本神判史』『足利尊氏と関東』『耳鼻削ぎの日本史』などがある。


【著者紹介】
清水克行 : 明治大学商学部教授。専門は日本中世史。1971年東京都生まれ。大学の授業は毎年大講義室が400人超の受講生が殺到する人気。NHK「タイムスクープハンター」など歴史番組の時代考証も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    「辺境の怪書」を読んだのでその前に行われた室町時代についての対談を読んでみました。高野さんの書かれているソマリアの本と室町時代についての話でよくもまあこのような観点から話ができると感心しました。お二人とも非常に情報が豊富で読んでいる人にとって飽きさせないというか楽しませてくれます。またほかの観点から出版してくれないでしょうか?

  • トムトム

    良いタイトル!内容は?面白いに決まっているじゃない!中世日本の一般人と、現代地球の辺境の民の似ている所を、専門家が語り合う。「あーあるある!」「じゃあこれは?」「そこはこっちはこうだね」「じゃあもしかして、こうかも!」など、楽しそう!室町時代のことは絶対的な正解はないけれど、現代に生きる辺境の人の様子から推測できる事はあるんだなぁ。興味深かったです。対談が楽しすぎて、高野さんの目が♡だったそう。

  • ゆいまある

    小学校出ていない疑惑が出る程の歴史音痴なので敬遠していたこの本。辺境メシで清水さんがいい仕事していたので手に取る。面白い。ファクトフルネス(いい本だ)によると世界のどの文化圏であっても経済的に成熟していくにつれて似た変化が起きる。従って室町時代とソマリアに共通点が多くても当然なのだが、私がぼんやり暮らしているこの土地が、数百年前には確かに辺境だったと知るのは興奮する。辺境でも歴史でもこの本で語られるのは親しみやすくも興味深い市井の人の日常であり、思わず歴史好きになりそう。知的好奇心刺激される一冊。

  • ぽんすけ

    とても読みやすく、二人の掛け合い漫才みたいなやりとりが楽しくてあっという間に読了。日本の中世史家と世界の辺境ルポ作家って普通に考えたら共通点はないはずなのに、なぜか日本の中世と辺境の一見無秩序に見える世界に共通点が多いというのは非常に興味深かった。二人ともお互いの著作を読んでいるのがわかって、相手の研究や活動をきちんとリスペクトしているんだなと好感が持てた。正直高野さんのことは今まで知らなかったのだが、これを機に著作を読んでみたいと思う。私たちの生きる今は絶対的なものではないというのは重い言葉だと思う

  • 榊原 香織

    途中から急に面白くなるのは、対談の場所を居酒屋に移動したからかな。 日本の中世とアフリカのソマリが似てる、ということで、それぞれの専門家が楽しい対談。 トリビアもたくさん。 70過ぎて、”バックトゥザフューチャー”という題で日本中世史の論文を書いた学者さんの本が読んでみたい

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