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ファスト・カレッジ 大学全入時代の需要と供給 小学館新書

高部大問

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098254729
ISBN 10 : 4098254727
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大学は教育機関ではなかったのか?大学全入時代といわれる昨今、「就職しか興味がない学生」と「教える意欲がない教員」の思惑が一致した結果、早く手軽に卒業資格を提供するだけのファスト・サービスと化してしまった―。入試は外注、授業は手抜き、気にするのは就職率だけ…。優秀な人材を輩出するどころか、「3年で会社を辞める新入社員」を生み落とす今の大学につける薬はないのか?教員や学生たちに日常的に接する現役大学職員が明かす「ざんねんな大学」のリアル。

目次 : 第1章 教員と学生の果てなきミスマッチ(大学教員は「お坊ちゃん」ばかり/ 「学生のせい」にする ほか)/ 第2章 ファスト化する大学(形骸化ではなくファスト化/ ファスト・サービスに文句は言わない ほか)/ 第3章 ファストを望む学生たち(学生は学生で多くを求めず/ 生成AIがファスト化に拍車を掛ける? ほか)/ 第4章 期待されないファスト大学(ファスト・サービスとの根本的相違点/ 「余計な教育しなくていいんで」 ほか)/ 第5章 ファスト・カレッジの活用術(学生と教員の息の合った社交ダンス/ 大学全てが実験室 ほか)

【著者紹介】
高部大問 : 1986年、淡路島生まれ。慶應義塾大学、中国留学を経てリクルートに就職。その後、多摩大学の事務職員に転身。1年間の育休経験も踏まえ、教育現場のリアルを執筆・講演活動などで発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mark X Japan

    大学も、衰退する日本の一翼になっているようです。全入になると予想される懸案事項も、その通りになっているようです。☆:4.0

  • Yosuke Hashimoto

    日本の大学は形骸化ではなくファスト化。学費と学歴を交換する場と化し、大学機構も職員も学生も保護者も「考えなくなっている」らしい。企業は大学教育に期待していないというが、アカデミアで身に着ける教養を企業側が軽視した結果が失われた30年の原因の一つにも思う。コミュ力だけで出資し、意思決定をする立場になり、分析する力もなく、本質を見抜く力もないまま偉くなってしまった人は多い。

  • TOMTOM

    大学職員の愚痴の垂れ流し。事実そうかもしれないけれども、提言があるわけでもなく、途中からイライラしてきた。

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