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物語 パリの歴史 講談社現代新書

高遠弘美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065187531
ISBN 10 : 4065187532
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どの街角を歩いても歴史に出会う街、パリ。その尽きせぬ魅力を物語風に活写する。第1部はパリの誕生から現在まで、2000年以上にわたるその歴史を30の章に分けて紹介。第2部は、パリの様々な横顔を連想風につづる。旅行ガイドにもおすすめ!


目次
第一部 パリの歴史を辿る 1.パリの起源・ローマ時代 2.5世紀末 フランク王国 3.十世紀 カペー朝 4.ヴァロワ朝 第三身分の誕生 5.エチエンヌ・マルセル 6.百年戦争 ジャンヌ・ダルクの登場 7.フランソワ一世とコレージュ・ド・フランス 8.ユグノー戦争 聖バルテルミーの虐殺 9.アンリ四世 ブルボン朝 10.ルイ十四世とフロンドの乱 11.ルイ十五世とパンテオン 12.マリー・アントワネット 13.フランス革命ーー国王処刑とその後 14.恐怖政治と革命の終焉 15.ナポレオン一世 16.王政復古〜第二共和制 17.第二帝政 オスマン大改造 18.パリ・コミューン 第三共和制 19.パリ万国博覧会 20.ジャポネズリーからジャポニズムへ 21.アール・ヌーボーの時代「ベル・エポック」 22.世紀末 ドレフュス事件 再びベル・エポックのこと 23.第一次世界大戦 24.狂乱の時代から第二次世界大戦へ 25.パリ解放以後 26.第四共和制 27.第五共和制 28.五月革命 29.二十一世紀はテロの時代か 30.変わるパリ・変わらぬパリ
第二部 それぞれのパリ・私のパリ



著者プロフィール
高遠 弘美 (タカトオ ヒロミ) (著/文)
1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院フランス文学専攻博士課程修了。現在、明治大学商学部教授。専門はフランス文学。2年間の滞在の他、パリ訪問は十数回にのぼる。著書に『プルースト研究 言葉の森の中へ』(駿河台出版社)、『乳いろの花の庭から』(ふらんす堂)、『七世竹本住大夫 限りなき藝の道』(講談社)が、訳書に『完訳Oの物語』(ポーリーヌ・レアージュ著・学習研究社)、『でぶ大全』(ロミ&ジャン・フェクサス著・作品社)などがある。また現在、光文社古典新訳文庫にてマルセル・プルースト『失われた時を求めて』の翻訳を刊行中。

【著者紹介】
高遠弘美 : 1952年、長野県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。現在、明治大学商学部教授。専門はフランス文学。二年間の滞在の他、パリ訪問は十数回にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rico

    やはり、新書1冊にパリの歴史を詰め込むのは無理があったようで、歴史的な出来事の記述が淡々続き、生き生きとした「物語」が感じられなかったのは残念。それでも、18世紀後半から20世紀初頭にかけては、「きゃ、ベルバラ!」「お、レミゼラブルのあのシーン!」「きたあ、ジャポニズム!」て感じで、一人盛り上がりましたが。付属している地図も見やすいとは言えないので、別の地図を手元に置いて、確認しながら読むといいかもしれません。

  • 燃えつきた棒

    「天井桟敷の人々」の、「死刑台のエレベーター」の、「愛と哀しみのボレロ」のパリ。 「失われた時を求めて」の、「ナジャ」の、「自由への道」のパリ。 愛と自由と革命の街。/ ほら、橋の上で夕暮れのノールダムをバックにきみの写真を撮ったね。 ノールダムへ入った途端に、冷気とともに厳かさに包まれたのを覚えているかい? カルチエ・ラタンを、いっしょにぶらぶら歩いたね。 きみは、もうとっくに疲れちゃってたかもしれないけれど。/

  • かもめ通信

    『ガリア戦記』から始まって語りあげられるパリの歴史は、あの物語やあの文献と、パリの建造物やフランス、そしてヨーロッパの歴史上の人物たちとを結びつける。これまで気の向くままに読み散らかしてきたあの本、この本が、まさに点と点がつながるように頭の中が整理されていく感じがとても楽しい。歴史散歩を楽しんだ後は「それぞれのパリ 私のパリ」と題した高遠先生の案内で、パリのお薦めスポットを散策することもできる特典付き。物語年表を作る読書会もやってみたいな。

  • kei

    パリを訪れたのはもう15年以上前だけれど、とても印象に残っている都市です。そのパリの歴史、フランスの歴史を今一度読んでみると、やはり現代史はまったく分からず…💦勉強不足が露呈した読書でした💦

  • かふ

    たぶんパリには行く予定も行ったこともないのだが、パリについてはすごく興味を持ち始めている。それは、主に文学のパリなのだが、最近プルーストやベンヤミンで開眼されたわけだった。  この新書の著者は、プルースト『失われた時を求めて』の翻訳者であり、興味を持って購入していた。すぐには読まないで積読状態だったのは、観光案内のような紹介が帯に書いてあったので、すぐには読まなかった。  ただここで書かれているのはパリの歴史から見た観光案内で、分類としてはパリの歴史エッセイの部類だと思う。

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