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むじな 八雲えほん

高畠那生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265092529
ISBN 10 : 4265092527
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

商人の男が紀国坂で出会った若い女は、目も鼻も口もない、卵のようなつるりとした顔をしていた。驚き慄き、這々の体で蕎麦屋に逃げて来た商人は、主人にその話をする。

小泉八雲を絵本でたのしむ。八雲えほんシリーズの1作。

小泉八雲とは?
小泉八雲こと英国名パトリック・ラフカディオ・ハーンは、一八五〇(嘉永三)年六月二十七日、ギリシアのイオニア諸島の一つレフカダ島に生まれました。アイルランド人軍医の父とギリシア人の母の次男でした。
移民として単身米国に渡ったハーンは、新聞記者、文芸評論家として実績をあげ、西インド諸島滞在を経て、一八九〇(明治二十三)年四月四日、来日を果たします。古き良き伝統や伝承を大切にする日本の風土に魅了されたハーンは、大学講師のかたわら独自の日本研究に邁進。セツ夫人との結婚を機に「小泉八雲」と改名して帰化。『怪談』『骨董』ほか数々の名著を著しました。

2025年 NHK朝ドラ「ばけばけ」でも話題。


【著者紹介】
小泉八雲 : 英国名パトリック・ラフカディオ・ハーン。1850(嘉永3)年6月27日、ギリシアのイオニア諸島の一つレフカダ島に生まれました。アイルランド人軍医の父とギリシア人の母の次男でした。生後ほどなく父の実家があるダブリンに母と移住しますが、やがて両親が離婚。ラフカディオは祖母の妹にあたる資産家サラ・ブレナンの屋敷で養育されることに。寄宿学校で英語とフランス語に習熟しますが、校庭で左眼を失明する事故に遭いました。ブレナン夫人の破産により、移民として単身米国に渡ったハーンは、新聞記者、文芸評論家として実績をあげ、西インド諸島滞在を経て、一八九〇(明治二十三)年四月四日、来日を果たします。古き良き伝統や伝承を大切にする日本の風土に魅了されたハーンは、大学講師のかたわら独自の日本研究に邁進。セツ夫人との結婚を機に「小泉八雲」と改名して帰化。『怪談』『骨董』ほか数々の名著を著しました。一九〇四(明治三十七)年、心臓発作で死去。享年五十三

田辺青蛙 : 大阪府生まれ。小説家。第4回ビーケーワン怪談大賞で佳作受賞、『てのひら怪談』に掌編が収録される。『生き屏風』(角川ホラー文庫)で第15回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞

高畠那生 : 岐阜県生まれ。絵本作家。東京造形大学美術学科卒業。2003年『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で第19回日本絵本賞、『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』(渡辺朋作/童心社)で第29回日本絵本賞、『うしとざん』(小学館)で第68回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞

東雅夫 : 神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。『幻想文学』と『幽』の編集長を歴任。著書『遠野物語と怪談の時代』(角川選書)で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    八雲えほんシリーズ第三弾、今回は「むじな」です。 田辺 青蛙、初読です。怪奇作家翻案だけあって、結構怖い感じでした。 https://www.iwasakishoten.co.jp/news/n117370.html

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    編訳者が怪奇小説家の田辺青蛙さんで腰が抜けそうになりました。尚、耳なし芳一版は田辺さんの夫でSF奇想作家の円城塔氏が編訳しているそうです。ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』でもオマージュされていたむじなの怪。夜道でこんなのに遭遇したら確かに怖い。そして原作にはなかった蕎麦屋の親爺さんに勧められて蕎麦を食べる場面は中々、斬新だ。でもあれ、黄泉竈喫になっていない?そして一拍を置いてから自分の中の恐怖を再認識できた所での恐怖の重ね掛け程、怖いものはない。最後の頁いっぱいに描かれたむじな達の顔にギョッとしつつも読了

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《本屋》むじなに、遭遇したくないなあ。絶対。

  • 書の旅人

    “図書庵”来夏予定テーマ『こわい話、ふしぎな話 どんと来い、第参季』で並べます。 いやはや懐かしい…。 中学時代、英語の教科書で採用されて以来なので、40年ぶりの再会。 私は英語が大嫌いな生徒だったので、英文そっちのけで読んでました📖 来週には新たな怪談絵本に会うため、小野宿にある旧図書館を改装し開店された、本屋 山山さんへ。 あれこれ調べて直感で購入することもありますが、やはり絵本は手に取って、頁をめくりながら吟味したい📖 第参季の棚は、そんな庵主肝いりの絵本がズラリと並びます📚📚📚

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