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成城映画散歩

高田雅彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784561510970
ISBN 10 : 4561510974
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan

Content Description

映画好きが嵩じて東宝の撮影所が近くにある成城大学に進学し、成城学園に就職した著者。さらに大学時代、通学の途中でロケを見かけたことから、「映画の中に”成城”を見つける」ことをライフワークにしたという。

本書はその成果で、東宝だけでなく新東宝や日活の映画もフォローし、映画と映り込んだ成城のまちを語る。

黄金時代を中心に、戦前からピンクレディー出演の映画まで55作品を、貴重なスチル写真だけでなく、基本的な映画情報やまち、ひとにまつわる脚注も満載。大林宣彦監督らの寄稿もあり、好事家にはこたえられない一冊!

第1部 娯楽映画に見る成城の風景
第1章 東宝編
第2章 東宝「サザエさん」シリーズ篇
第3章 東宝クレイジー映画篇
第4章 ゴジラと成城
第5章 『青い山脈』と成城
第6章 新東宝篇
第7章 日活篇

第2部 映画の中に残る成城キャンパスの風景

第3部 巨匠と成城
第1章 黒澤映画と成城
第2章 黒澤明・三船敏郎と成城学園の深い関係
第3章 成瀬巳喜男と成城
第4部 映画の中に残る東宝撮影所の風景

終わりに
映画と里の、フィロソフィを紡ぐ書。 大林宣彦

【著者紹介】
高田雅彦 : 昭和30年1月に山形市で生まれる。成城大学に進学、軽音楽部で音楽活動を行う。卒業後も39年に亘り成城学園に勤務。平成29年3月まで成城大学学生部次長。現在は、世田谷美術館の「東宝スタジオ展」(平成27年)で実施した「成城映画散歩」を引き継ぐロケ地巡りツアー「世田谷映画散歩」の講師や、大学内外における講演、映画文筆活動などを行う。昭和60年には高田梅三郎名義で、斎藤誠、小中千昭などの音楽仲間とクレージーキャッツにオマージュを捧げる自主映画を製作するとともに、関口和之のCD「ウクレレ・カレンダー」(平成9年)では歌唱を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    撮影所があり、映画関係者が多く住んでいた街、成城。そこを舞台に撮影された映画は数多い。著者は私と同年代だが、結構古い映画から語っている。古き良き成城が見える。貴重な撮影時の写真もあるし、細かい場所の説明まである。特に黒澤明と三船敏郎について語られたところは初めて知る話もあり実に興味深かった。ゴジラやウルトラQにも言及されていて、成城で生まれた映画は、私の精神にも多大な影響を与えているのだなとあらためて思った。この本を持って、成城を散歩してみたいものだ。

  • momogaga

    昭和の良き成城を思い返すことが出来ました。「東宝撮影所」「成城大学」「銀杏と桜並木」が、昭和の時代にマッチしていたんですね。映画の「サザエさん」シリーズで街角撮影された場所も知ることができ、日々の散歩の楽しみがまた一つ増えました。

  • ファイロ・ヴァンス

    ご当地にお住いの著者の成城映画愛がたっぷりと詰まった著書である。 特に黒澤明と三船敏郎の話などは 黒澤ファン、三船ファンには堪らない内容である。映画ファンなら一度は読んで見てもと思もう一冊である。 (内容はかなりマニアックであるが・・笑)

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