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きみだけのシネマ(仮)わたしたちの本棚

高田由紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569787824
ISBN 10 : 4569787827
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

過干渉の母のために学校に行けなくなっていた中学生の史織。小学校教師の父親と佐渡で生活することになり、自分を取り戻していく。

【著者紹介】
高田由紀子 : 新潟県佐渡市出身。自身が生まれ育ったお寺を舞台に少年の心の成長を朗らかに描いた『まんぷく寺でまってます』(ポプラ社)でデビュー。「季節風」同人。日本児童文学者協会会員

pon‐marsh : 装画や挿絵等を中心にイラストを描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • シナモン

    母親の過干渉ぶりに自分の子育て期を思いだし、ドキッとした。このお母さんは明らかに行き過ぎだけど、匙加減も難しいよな。居場所をなくした史織に逃場があって良かった。辛かったら逃げることも立派な選択肢。行き先ではおばあちゃん(さっこちゃん)がミニシアターを始める、なんて素敵なことも待ってるし、自分の道も開けていく。ほんと、人生に無駄な道なんてないんだなぁ。オープンした「風のシネマ」第一回目の上映が「人生フルーツ」。なんて素敵なミニシアター、私も行ってみたいな。

  • へくとぱすかる

    自分の夢を押しつける親は、子どもがどんなに悩んでも気がつかない。「あなたのため」という大義名分で、自分勝手をごまかしてしまう。史織の場合、救いとなるのは父と祖母。母から逃げることになると悩む彼女を受け入れ、ミニシアターを手伝うことで、自分を生かす道を開いてくれる。しかしYA作品だからこそ、何もかも丸くおさまるほど甘くはない。史織ができたことには限りがあるし、それも本当に行うには、大変な勇気と心の葛藤が必要だったはずだ。作品が終わったあとで、史織のその後にエールを送りたくなるのは、私だけではないはずだ。

  • oldman獺祭魚翁

    図書館YA分類 中二の史織は毒親の母に支配され、その為に不登校になっている。教員の父親の転勤に伴って、父の実家がある佐渡島へついていく。佐渡の実家に住む祖母のさっこさんは、超ポジティブな女性で、自宅の一部を改築して島で唯一の映画館「風のシネマ」を開こうとしている。従兄弟の瑛太と共に、シネマのオープンを手伝い、一学年1クラスの島の中学校にも通うようになる。クラスメイトの一花や佐奈とも上手く付き合いながら、島に馴染み成長していく。最後の方には島に訪ねてきた母親と、衝突しながら自分を取り戻していく。良い本です。

  • 桜子

    母親の夢や生き方を押し付けられて、心が空っぽになってしまった中学生の史織。お父さんの転勤を期にお母さんと離れ生活して、自分がどうしたいかを見つけていく。親って自分が辿ってきた時間を経験しているから、子供に色々言ってしまう。将来を心配してしまう。でも、子供の今は、この瞬間は、将来の繋ぎのためだけにある訳じゃないんだ。児童書だけど、いや、だからこそ、子供の気持ちを思いっきりぶつけられた。

  • さく

    児童書。ちょっと、お母さんが悪役すぎない?子どもがお母さんに会いたくないって、悲しいな。

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