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図書館の魔女 三 講談社文庫

高田大介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062933872
ISBN 10 : 406293387X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

深刻な麦の不作に苦しむアルデシュは、背後に接する大国ニザマに嗾けられ、今まさに一ノ谷に戦端を開こうとしていた。高い塔のマツリカは、アルデシュの穀倉を回復する奇策を見出し、戦争を回避せんとする。しかし、敵は彼女の“言葉”を封じるため、利き腕の左手を狙う。キリヒトはマツリカの“言葉”を守れるのか?

【著者紹介】
高田大介 : 1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早大、東京藝大などで講師を務めたのち渡仏。2013年、第45回メフィスト賞受賞作『図書館の魔女』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    さあ、大変なことになって来ました!呪いの件は勿論ですが、それよりもニザマ帝とマツリカのガチの対談に魅了されました。私には地味ではあるのですが、このガチ対談は本巻屈指の名シーンであったと思ってます。

  • さばかん

    物語が風雲急を告げる。のは後半からで、前半はマツリカによる文献学講義。   もうなんていうか凄すぎて言葉にならないマツリカの策謀。 政争戦略。   舞台はニザマへ。ニザマ帝との折衝。   面白い。楽しい。  そしてラストの第四巻へ。

  • ひめ

    イラムがアキームに挨拶をする場面がとても素敵。憐憫と感謝、こうして書くとぜんぜん違う意味だけど、それを態度で示すのって難しいなと思った。そんな微笑ましい場面から、一転してマツリカが・・・。言葉を、自分の意思を伝える術がなくなったら・・・。それはとても怖いことだと思った。キリヒトがそばについていても、防げないことがあるんですね。ニザマ帝とマツリカのやり取りが、同じぐらいの高い技量の持つ者と議論することで、闘いを防ぐことができるんだなぁと思った。日本の国は、そんな対話ができているのだろうかと心配になった。

  • ゆのん

    本当に面白くて止まらない。キリンの帰還を受けての戦略会議も面白くてワクワクする。マツリカの頭の良さがすごいし、キリンやハルカゼの行動の速さ。して第一部で長く感じられた地下水道の冒険が政治戦略にこんなに役立つとは。好奇心を満たす事は大事、新たな思考や結果を生み出すものに成り得る。この大切な時期にニザマの刺客によってマツリカの大切なものが奪われてしまう。今までにないマツリカの落胆や失意を読むと涙が出てくる。アサシンとしての腕も実質封じられてしまうキリヒトにマツリカを守れるのか心配。いよいよ一行はニザマへ。

  • hnzwd

    刺客の手にかかり、左手の自由を失ったマツリカが、敵の敵を味方とすべく敵地に乗り込むという。。ストーリーはいよいよ佳境。議論に議論を重ねるような、いつものシーンも満足度高めでした。『消耗』のルビが『しょうこう』になってたり、細かい所に言葉への拘りを感じますが、、言語も変わっていくものだから、そこにあまりにも拘ったら、本文中の検閲・禁書についての議論と同じ事だよね。と、思ったりも。

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