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高木貞治とその時代 西欧近代の数学と日本

高瀬正仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130613101
ISBN 10 : 4130613103
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近世から近代へ―学問がダイナミックに変遷した時代を懸命に生きた、世界的数学者高木貞治と高木をめぐる人びとの姿を鮮やかに描く。

目次 : 第1章 学制の変遷とともに/ 第2章 西欧近代の数学を学ぶ/ 第3章 関口開と石川県加賀の数学/ 第4章 西田幾多郎の青春/ 第5章 青春の夢を追って/ 第6章 「考へ方」への道―藤森良蔵の遺産/ 附録

【著者紹介】
高瀬正仁 : 1951年、群馬県勢多郡東村(現在、みどり市)に生まれる。現在、九州大学基幹教育院教授。専門は多変数関数論と近代数学史。平成20年、九州大学全学教育優秀授業賞受賞。2009年度日本数学会賞出版賞受賞。歌誌「風日」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MrO

    江戸から明治にかけて、西洋数学がどのように受け入れらてきたかを、高木貞治をめぐる人々を中心に論じたもの。驚くべきは、その吸収の速さで、藤澤利喜太郎にしろ、関口開にしろ、現在の大学の理学部数学科で4年間かけて学ぶようなことを、わずかな間で自分のものとし、語学においても、英語、ドイツ語、フランス語を難なく使いこなしてしまっている。パイオニアの熱情に脱帽である。さらに、近代数学形成において、石川県のはたした役割の大きさを知り、驚いた。関口開一人の功績か。「青春の夢」を語れる時代に、嫉妬さえ抱く。

  • 国士無双

    ◯ヒルベルトに師事し、東大で3人目の数学教授となった正に天才!あまり苦労した感がないところも天才ならでは

  • 渓流

    高木貞治の周りに生きたそれぞれの青春の夢。良くも悪くもノスタルジーですナ。

  • 2n2n

    日本の数学が和算から洋算へと舵をきる明治期を中心として国内外の数学事情を綴った大著。内容は、まあ、言ってしまえば趣味の世界。数学史に多少なりとも興味のある人でなければ通読は辛いのではないかと思う。

  • takao

    ふむ

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