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続縄文文化の資源利用

高瀬克範

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642093637
ISBN 10 : 464209363X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本州に展開した弥生・古墳文化に対し、縄文文化の要素を色濃く残した北海道の続縄文文化。しかし、その社会には固有の特徴も発生していた。レプリカ法や石器使用痕分析など多角的な手法を用いて、土器・石器・動植物などからみた資源利用の実態を探り、社会の具体像を追究。続縄文文化への歴史的評価を捉え直し、列島史の中に新たに位置付ける。

目次 : 第1部 道具からみた資源利用(恵山文化における魚形石器の機能・用途/ 続縄文文化前期における磨製石斧の機能・用途/ 続縄文文化における有茎スクレイパーの機能・用途論的研究/ 続縄文文化における〓片石器の利用法―札幌市内から出土した有茎スクレイパー以外の器種の使用痕分析)/ 第2部 資源利用の特徴(続縄文文化の資源・土地利用―隣接諸文化との比較にもとづく展望/ 弥生文化の北の隣人―続縄文文化/ レプリカ法による縄文晩期から弥生・続縄文期の土器圧痕の検討―北海道・宮城県域における事例研究)/ 第3部 日本列島北部のなかの続縄文(「変動期東北北部」の歴史世界/ 北上川流域における続縄文系石器の使用痕分析/ 続縄文文化と縄文文化/ 北海道島における海洋資源の長期的利用―海獣狩猟と漁労に関する新たな理解)

【著者紹介】
高瀬克範 : 1974年北海道に生まれる。現在、北海道大学大学院文学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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