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物理学者、sf映画にハマる 「時間」と「宇宙」を巡る考察 光文社新書

高水裕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334045715
ISBN 10 : 4334045715
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

目次 : 第1部 「時間」を巡る(タイムトラベルの可能性と限界―『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ/ 過去に戻った捜査官に自由意志はあるのか―『デジャヴ』/ 「逆行」という新しいタイムトラベル―『TENET』/ 殺人マシンは5次元世界を旅してきたか―『ターミネーター』シリーズ/ 限りなく時が止まった世界を体感するには?―『HEROES』)/ 第2部 「宇宙」を巡る(宇宙に投げ出されたときの最後の移動手段―『ゼロ・グラビティ』/ “ファミコン”で目指した月面着陸―『ファースト・マン』/ 火星で植物を栽培するもう1つの理由―『オデッセイ』/ 論文にもなったブラックホールのリアルな姿―『インターステラー』/ 星間飛行に必須のアプリケーション―『スター・ウォーズ』シリーズ/ 宇宙人と交流するならマスクを忘れずに―『メッセージ』/ 「宇宙人の視力」と「恒星」の密接な関係―『V』)/ おわりに

【著者紹介】
高水裕一 : 1980年東京生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業。早稲田大学大学院博士課程修了、理学博士。東京大学大学院理学系研究科ビッグバンセンター特任研究員、京都大学基礎物理学研究所PD学振特別研究員を経て、2013年より英国ケンブリッジ大学応用数学・理論物理学科理論宇宙論センターに所属し、所長を務めるスティーヴン・ホーキング博士に師事。現在、筑波大学計算科学研究センター研究員を務める。専門は宇宙論。近年は機械学習を用いた医学物理学の研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 旅するランナー

    僕のオールタイムベスト3映画は、全てSF映画になっております。「ブレードランナー」「2001年宇宙の旅」「スター·ウォーズ」。この本では、宇宙論の専門家が、真面目さと優しさを伴って、SF映画を論じています。「BTFT」「TENET」「ターミネーター」「ゼロ·グラビティ」「ファースト·マン」「オデッセイ」「インターステラー」「スター·ウォーズ」「メッセージ」などを通して時間移動·宇宙環境が分析されます。ほとんど観た映画なので、なるほどね〜って感じです。この本読んでから映画を観ると更に理解が深まりそうです。

  • keroppi

    SF映画は私も大好きで、ここに取り上げられている映画もわりと観ている。著者である物理学者もSF映画が大好きらしいが、その映画を題材に、時間旅行や宇宙旅行、宇宙人との遭遇についての科学的考察を行う。ちょっと難しい部分もあったが、結局のところ、映画は映画ということか。SFではない「ファースト・マン」でアポロ11号当時の技術力の話が一番興味を引いた。著者も宇宙飛行士に応募したこともあったとか。空想と夢が、科学の発展につながっているんだなと思った。

  • けんとまん1007

    こういう切り口で書いていただくと、興味が尽きないし、映画の面白さも広がる。実際に可能かどうかを考えると、難しい(無理)と思いつつ、映画の世界だからという楽しみ方もできる。まだまだ、科学でもわかっていないことが、とてつもなく多くあると思うので、もしかすると・・・という夢を見れるのもいいなあ〜。

  • へくとぱすかる

    187ページの、言語の線形性とは、ことばが、音を時系列の順にならべて成り立っていることを指している。文字もそうであって、タテ・ヨコ書き、上下左右、牛耕式を問わず、順に線状に書いていくこと(平面にランダムに並べたりしない)が原則。したがって「漢文」は世界的に稀な変則(中国語としては、頭から順番に読むだけ)。映画になった「文字」がそういう原則と全くちがう点を「非線形」と呼んだものでしょう。時間・宇宙テーマの映画中心なので、興味深く読了。しかし現代の天文学・物理学は、SF以上にファンタスティックだと感じますね。

  • ニッポニア

    人気映画を物理学者が検証する、視点に説得力があり。以下メモ。映画の想像に現実が追いつく時、映画の価値が高まる。TENETの逆行は意外と理にかなっている。宇宙で方向を変えたければ何かを手放せ、運動量保存則。スペースシャトルもエンジンを切り離し、その反動で大気圏を突破する。ハンドスピナーを回すと、本人も回り出す。月に降り再び戻るため、一機は月の回りを回って待つランデブー方式を取る。インターステラーのコミュニケーション手段。火星の夕日は青い。半オカルトの大槻教授の、授業中の発言や説明に対して加点する講義。

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