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宇宙人と出会う前に読む本 ブルーバックス

高水裕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065243114
ISBN 10 : 4065243114
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

宇宙で本当に必要な教養とは?もしも宇宙で知的生命と会話をすることになったら、あなたは自分のことをきちんと説明できますか?出身地や身体の組成など、相手はいろいろ聞いてきます。宇宙の平均より文明が遅れている可能性がある地球人は、それらにどう答えればよいのでしょうか?さあ、ちゃんとした宇宙人への第一歩を踏み出すために、宇宙標準の科学を知って宇宙偏差値をアップさせよう!

目次 : プロローグ 宇宙のとあるカフェにて/ 第1章 あなたはどこから来たのですか?/ 第2章 あなたは何でできていますか?/ 第3章 あなたたちの太陽はいくつですか?/ 第4章 あなたは力をいくつ知っていますか?/ 第5章 宇宙の破壊者を知っていますか?/ 第6章 宇宙の創造者を知っていますか?/ 第7章 宇宙最古の文書を知っていますか?/ 第8章 あなたは左右対称ですか?/ 第9章 数のなりたちを知っていますか?/ 第10章 宇宙人の孤独を知っていますか?/ 第11章 エネルギーは何を使っていますか?

【著者紹介】
高水裕一 : 1980年東京生まれ。2003年、早稲田大学理工学部物理学科卒業。2007年、早稲田大学大学院博士課程修了、理学博士。2009年、東京大学大学院理学系研究科ビッグバンセンター特任研究員。2012年、京都大学基礎物理学研究所PD学振特別研究員。2013年、英国ケンブリッジ大学応用数物理学部理論宇宙論センターに所属し、所長を務めるスティーヴン・ホーキング博士に師事。2016年より筑波大学計算科学研究センター研究員。専門は宇宙論。近年は、機械学習を用いた医学物理学の研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    宇宙人が集まる、国際成らぬ惑星際宇宙ステーションへ行くお話をベースに、宇宙に於ける普遍的な現象と、太陽系地球は何が特異なのかを考えてみる事から、宇宙物理学を学んでみようと言う試み。良いよー良いよー。宇宙人との交流。浪漫溢れるテーマです。会話が可能であった時、先ずは共通する進数法と物理単位系が必要だろうなぁと、妄想しています。単位系についてはもっと触れてくれても良いのになぁ。進数法についてはp(Prime number:素数)進数を提唱されておった。何それ怖い(語彙力)。

  • breguet4194q

    タイトルだけ見るとブルーバックスシリーズをバカにしてるのか?と思われがちだが、地球での当たり前が、宇宙から見るとそうではない事を、冗談を交えながら話が展開していきます。その中でも、まだ解けない難問(ダークマターなど)や、将来像(宇宙人と会えるかなど)を越えられない実態も丁寧に説明しています。結局、タイトルほどバカにしてない内容になってます。宇宙に興味のある方は、この本の様な視点から学ぶ事も楽しいかもしれません。私は楽しかったです。

  • trazom

    これは面白い。内容は、素粒子論や宇宙物理の基本中の基本で、とりたてて目新しいものはない。それを「宇宙人と出会って話をする」という設定を置くことによって、我々の知見が、どれほど絶対的で普遍的なものかを問いかけることになる。周期律表、素粒子、四つの力という考え方は(宇宙的に)普遍だが、超対称性やインフレーション理論は、宇宙人と話せるレベルかどうか…。また、太陽と月が一つづつという前提の天文学や暦学が、連星が一般的な宇宙では如何に特殊かと教えられる。設定も、軽妙な語り口も見事な、素晴らしい科学読み物だと思う。

  • きみたけ

    なんか星新一のショートショートを読んでるようでとても面白かったです。著者は筑波大学計算科学研究センター研究員の高水裕一氏。最近わたしのイチオシの人です。もしも宇宙で知的生命と会話するとなったら、自分たちのことをきちんと説明できますか?をコンセプトに、出身地や身体の組成など、宇宙で本当に必要な教養について学べる一冊。巻末にある「宇宙偏差値」チェックシートで理解度を確認できるのが素晴らしい。

  • ひろき@巨人の肩

    「宇宙人に地球を紹介するための教養を養う」という目的がユニークな本書。一般的な惑星をもとにして設定された宇宙人とのやりとりを通して、太陽、人間、地球文明の特徴を俯瞰することができた。恒星は二連星が主流で太陽も月も一つの惑星は珍しい、太陽は他の惑星からは緑色に見えるなどのエピソードは面白い。人間を語る際は、構成元素やセントラルドグマ、左右対称性や指の数などが、生物進化の過程を伝える項目となる。文明レベルを示すのは、力の記述、素粒子論、宇宙の歴史、数の体系、エネルギー調達法など。色々な学問の入門書として最適。

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