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父と息子のスキンケア ハヤカワ新書

高殿円

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784153400450
ISBN 10 : 4153400459
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

ある日の洗面所で私は目撃した――アラフィフの夫が、高校生の息子と一緒に化粧水をつけている! これまで肌のお手入れとは無縁だったのに、どうして? 大手化粧品会社や社会学者にも取材し解き明かす中年男性の深層心理と、スキンケアがもつ無限の可能性。

【著者紹介】
高殿円 : 作家。兵庫県生まれ。現代物から歴史物、ファンタジー、ノンフィクションまで卓越したストーリーテリングと多彩な作風で人気を博す。著書に『グランドシャトー』(第11回大阪ほんま本大賞受賞)、『忘らるる物語』(第23回センス・オブ・ジェンダー賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    女性の目から見た男性が外見をケアすること、をルポした軽い読み物で面白く読みました。個人的には「あの」早川書房の社員の皆さまの実体験レポートの箇所がいちばん面白かったです。外見をケアすることとルッキズムの関係は?とかも気になるものの、やはり自分を自分でケアするという視点はとても大事なものだと思いました。

  • よっち

    おじさんの多くはなぜ「肌を気にすることが恥ずかしい」のか? 広がる「潤い格差」を可視化し解決策を考える令和の美容&家族ルポ。高校生の息子に影響され、アラフィフの夫が突然スキンケアに目覚めたことをに衝撃を受けた著者が、大手化粧品会社や美容クリニック、社会学の先生、出版社のメンズ社員たちも巻き込み一大リサーチした内容で、実際に男性の洗顔フォーム使用率は5割、化粧水2割という数字や調査結果には確かにそんなもんだよな…と思いながら読んでいましたが、潤いはその手のものが気になり始める時のポイントかなと思いましたね。

  • marumo

    母の留守中にコソコソと洗面所にこもり、母の高級化粧水をジャバジャバ試す父と息子。スキンケアに目覚めた息子に「あ、お父さんもソレ興味があります」と内心ノリノリで乗っかってくる父がなんだか可愛い。美容現場の突撃レポとか、統計の解説とかが中途半端で萎えます。父と息子のスキンケアチャレンジ観察記に振り切って欲しかったなあ。

  • 練りようかん

    高校生の息子に触発されて目覚めた40代の夫。なぜ今なんだ?現象解明のため化粧品企業や美容クリニック、そして社会学者にヒアリング。ブルーオーシャンからの成長予測は届かない特定の層、古い時代を生きた男性のしんどさが浮き彫りになり、えげつなく2極化する未来に早めの〇〇!と思ってしまう。注目は男はそのままいても男の証明ができないというくだりで、女みたいなことをしても男のアイデンティティが揺らがない人が着手できるとあり、周りを見回してすごく納得。早川書房社員の実証実験が面白かった。中年がセルフケアを知るっていいな。

  • はるき

    夫と息子を皮切りに、男性美容業界に切り込む高殿先生。いつもながら、アクティブ。男性メイクは芸能人だけ、とか思っている私にセルフケアという概念は目から鱗でした。美容業界が男性ラインを出しているのを遠巻きに見ていた自分をやや反省。外見のセルフケアは礼儀。認識を改めたい。

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