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ISBN 10 : 478451208X
Content Description
朝鮮王朝末期の1894年2月、全羅道・古阜(コブ)の農民が郡守の苛政に耐えかねて蜂起した。民衆宗教・東学(トンハク)の指導者に率いられた農民軍の反乱は、ほぼ全土に及んだが、12月、公州(コンヂュ)決戦で日本軍と王朝政府の連合軍に敗れた。農民軍壊滅を目指す日朝連合軍の執拗な追撃を受けて、翌年2月、農民たちの「世直し」と「抗日」の戦いは終熄した。それは日清戦争の裏側で進行した「もう一つの戦争」であった。著者は十数年前から訪韓を続け、農民反乱の戦跡を訪ね歩いて「東学農民戦争」の全体像への接近を試みた。
目次 : 第1章 南原よ、智異山よ/ 第2章 無名農民軍像と慰安婦像/ 第3章 「全州和約」をめぐって/ 第4章 日本軍との対決/ 第5章 牛禁峙のあとさき/ 第6章 それぞれの終焉/ 第7章 珍島まで/ 第8章 全〓準断罪/ 第9章 遺された者たち
【著者紹介】
高橋邦輔 : 1937年朝鮮慶尚北道大邱府(当時)生れ。1945年父の出身地の香川県に引揚げ。小学校2年生。1956年丸亀高校卒業、早稲田大学政経学部新聞学科入学。1960年朝日新聞社入社。1997年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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