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クリオネのはなし

高橋邦夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784425957019
ISBN 10 : 4425957016
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

浮遊する姿がかわいらしく“流氷の天使”とも呼ばれその存在は広く知られるところとなったが、実はその生態については分からないことがとても多い生き物です。本書はオホーツク海および南極海をフィールドとしてクリオネの基礎研究をおこなう専門家が集まり執筆した、いわば「クリオネの教科書」です。

【著者紹介】
高橋邦夫 : 極域環境データサイエンスセンター准教授、国立極地研究所生物圏研究グループ准教授、総合研究大学院大学極域科学コース准教授。博士(理学)。専門は海洋生態学。これまでに北極調査へ1度、南極調査へ15度参加。極域海洋に生息する動物性のプランクトンに焦点を当てた研究に取り組んでいる

桑原尚司 : 北海道立オホーツク流氷科学センター学芸員。高等学校時間講師。流氷に特化した科学館で世界最大数のクリオネ常設展示の運営を担当。「クリオネ先生」として科学教室、講演会、出前事業など様々な場面でクリオネの魅力を伝える活動を行っている。山崎氏とともに約100年ぶりにクリオネの新種を記載した。クリオネ4種の和名を提唱し分類の整理に貢献した

國本未華 : (株)ウェザーマップ所属。気象予報士・防災士・クリオネクリエーター。早稲田大学人間科学部在学中、気象予報士を取得。これまでNHK総合「ニュース7」やTBS系列「Nスタ」「NEWS23」など主に報道番組の気象情報を担当。防災や温暖化をテーマとした講演会や、子供向けお天気教室の企画・運営も行っている。2020年夏、クリオネ専門ブランド『Kunimone―クニモネ―』を始動、クリオネクリエーターとして作品を創作し続けている

山崎友資 : 公益財団法人東洋食品研究所研究員。北海道蘭越町立「蘭越町貝の館」前館長。博士(水産科学)。専門は海洋生態学。海洋酸性化に関する企画展「クリオネと海洋酸性化」を世界で初めて開催。博物館を拠点に、温暖化問題について情報発信。桑原氏とともに約100年ぶりにクリオネの新種を記載した。クリオネ4種の和名を提唱し分類の整理に貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    アーサー・コナン・ドイルはクリオネを飼っていたことがある!しかも名前がジョン・トマス。ワトソンとファーストネーム同じ

  • gokuri

    「世界で初めてのクリオネ専門書」を図書館で発見。 前半は、格調高く、歴史的記述や生物学上の分類、そして生態に関する報告が続くので、素人にはやや読み解きににくいので、斜め読み。 後段のオホーツクでの様子、採取と調査が実際の現地での採取、その後の飼育記録など、具体的で興味深い。 終盤のクリオネに出会い、撮影、その後マスコミに取り上げられ、広く一般に知れ渡る経過や、引き続き、地域を含め引き続き愛されている様子が報告される。 クリオネ愛にあふれた一冊。

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