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「再国民化」に揺らぐヨーロッパ 新たなナショナリズムの隆盛と移民排斥のゆくえ 龍谷大学社会科学研究所叢書

高橋進(Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784589037374
ISBN 10 : 4589037378
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1部 「再国民化」の視角(欧州金融・債務危機と「再国民化」―「小文字の統合」の論理とその逆説/ エスノ・リージョナリズムの隆盛と「再国民化」―「国家」・「国民」の分解か「礫岩国家」化か/ 福祉政治における「再国民化」の言説―福祉ツーリズム、福祉ポピュリズムをめぐって/ リベラルなヨーロッパの憂鬱―EU市民権と移民をめぐる一考察)/ 第2部 ナショナリズムと「再国民化」の諸相(「再国民化」と「ドイツのための選択肢」―移民問題およびユーロ問題との関連で/ Pegida現象と「現実にある市民社会」論/ 英国におけるナショナル・アイデンティティ論―どういう意味での「再国民化」論が可能か/ フランスの「欧州懐疑主義」と「再国民化」―「国家主権」をめぐる攻防/ 植民地からの引揚者をめぐる政治―ピエ・ノワールと脱植民地化後のフランス/ オーストリアの移民政策―最終目標としての国籍取得/ スウェーデンにおける「再国民化」と民主政治のジレンマ)

【著者紹介】
高橋進監修 : 龍谷大学法学部教授

石田徹 : 龍谷大学政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • taming_sfc

    2016年3月の近刊。ヨーロッパ諸国の政治状況を「再国民化」、つまり外に向けては国家中心主義、内に向けては移民排除という形でのナショナリズムの興隆、を中心概念として取り上げている。そして、その過程において、国家の枠組みの再編と国民の再定義が模索されている、という共通理解がある。本書で扱うトピックや地域は幅広い。金融危機、福祉、リベラリズム、ドイツの右翼、英国のアイデンティティ、フランスのFNなど。欧州に関心のある大学生であれば、どれか、興味関心のある章にぶつかるのではないか。読後感の爽快な良書である。

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