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編集者の生きた空間 東京・神戸の文芸史探検

高橋輝次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846015961
ISBN 10 : 4846015963
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第三次「三田文学」、河出書房、中央公論社、そして関西のエディション・カイエ、「航海表」などに関わった編集者の喜怒哀楽の数々を、古本との奇妙な出逢いを通して語る!

目次 : 第1部 編集部の豊穣なる空間(砂子屋書房編輯部の面々―「文筆」の随筆から/ 第三次「三田文学」編集部の面々―山川方夫と四人の仲間たち ほか)/ 第2部 編集者の喜怒哀楽(彌生書房、女性社長の自伝を読む―津曲篤子『夢よ消えないで』から/ あるヴェテラン児童文学編集者の喜怒哀楽―相原法則氏の歌集を読む ほか)/ 第3部 神戸文芸史探検抄(エディション・カイエの編集者、阪本周三氏の生涯と仕事―幻の詩集を見つけるまで/ 戦後神戸の詩誌「航海表」の編集者とその同人たち―竹中郁と藤本義一、海尻巌を中心に ほか)/ 第4部 知られざる古本との出逢い(海港詩人倶楽部の詩人と土田杏村・山村暮鳥往復書簡―橋本実俊『街頭の春』をめぐって/ 鴨居羊子さん再び/田能千世子『金髪のライオン』を読む―付・港野喜代子さんのこと ほか)

【著者紹介】
高橋輝次 : 編集者、エッセイスト、アンソロジスト。昭和21年、三重県生まれ。神戸で育つ。大阪外国語大学英語科卒。昭和44年に創元社へ入社するが、病気のため、平成2年に退社。その後はフリーの編集者となり、古書についての編著書を多数刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チェアー

    神戸を中心とした文芸の世界に生きた編集者、作家、古書店についての本。どの古書店からいくらで買った古本で得た情報、と書きながら発見でつないでいくのがユニーク。高くて買えなかったなんて記述があるのも、親しみがわく。とにかく本文より追記、注が厚くて、そちらのほうがメーンのよう。ただ、全く知らない世界の知らない人たちの話ばかりなので、読む側の興味がなかなかついていかないのが難。鴨居羊子の話なんかはとてもおもしろかったが。

  • 古本虫がさまよう

    高橋氏のこういう本を読むと、紹介されている本で、読んでみたいなと思う本も多々出てくる。 枝葉のように、読書の幅が広がる一冊でもある。 関西在住なので、主に関西の古本屋のことも出てくる。 読みながら、ここ数年、関西の古本屋もごぶさただなと痛感。三宮界隈の古本屋にも足を運びたいもの。年に一回や二回ぐらいなら、新幹線で出かけて一泊して新幹線で帰宅するぐらいの「経済力」はあるのだが…。

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