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神様の女房 もう一人の創業者・松下むめの物語

高橋誠之助

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478013991
ISBN 10 : 4478013993
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan

Product Description

松下幸之助を、陰で支え続けた“もう一人の創業者”、妻・むめの。五里霧中の商品開発、営業の失敗、資金の不足、関東大震災と昭和恐慌、最愛の息子の死、そして戦争と財閥解体…。幾度も襲った逆境を、陰となり日向となり支え、「夫の夢は私の夢」と幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけた感動の物語。

【目次】

プロローグ 奥さん、ほんまにありがとう

第一章 なにも、そんな人を選ばなんでも

第二章 おしるこ屋でも始めてみよか

第三章 ほんまにむさんこなお人や

第四章 幸之助さんの夢は、この程度やない

第五章 松下幸之助に清き一票を

第六章 妻も、主人と一緒に成長せなあかん

第七章 夫婦喧嘩の後は、妻から話しかけな

第八章 この人が女王はんでしたんか

第九章 よくもまあ、ここまで

第十章 もっとゆっくり歩いとくなはれ

エピローグ

〈高橋誠之助〉1940年京都府生まれ。神戸大学経営学部卒業。松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社。松下家の執事等を経て、松下社会科学振興財団支配人。2005年定年退職。

Content Description

丁稚から身を起こし、後に松下電器産業(現パナソニック)を一代で築き上げた稀代の経営者には、数々のエピソードが残され、それらは今なお語り継がれている。だが、そんな幸之助の奇跡の成功ヒストリーを、陰で支え続けた“もう一人の創業者”がいたことは、意外に知られていない。その人物こそ、幸之助の妻、むめのだった。五里霧中の商品開発、営業の失敗、資金の不足、苦しんだ人材の採用と教育、関東大震災と昭和恐慌、最愛の息子の死、そして戦争と財閥解体…。幾度も襲った逆境を、陰となり日向となり支え、「夫の夢は私の夢」と幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけていったのが、むめのだった。松下幸之助夫妻の“最後の執事”が綴る、「松下むめの」物語。

目次 : プロローグ 奥さん、ほんまにありがとう/ 第1章 なにも、そんな人を選ばなんでも/ 第2章 おしるこ屋でも始めてみよか/ 第3章 ほんまにむさんこなお人や/ 第4章 幸之助さんの夢は、この程度やない/ 第5章 松下幸之助に清き一票を/ 第6章 妻も、主人と一緒に成長せなあかん/ 第7章 夫婦喧嘩の後は、妻から話しかけな/ 第8章 この人が女王はんでしたんか/ 第9章 よくもまあ、ここまで/ 第10章 もっとゆっくり歩いとくなはれ

【著者紹介】
高橋誠之助 : 1940年京都府生まれ。1963年神戸大学経営学部卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社。主に広島営業所などで販売の第一線で活躍。入社7年目、29歳のとき突然に本社勤務の内示があり、以来、松下家の執事の職務に就き、20年以上にわたり松下家に関する一切の仕事を担う。幸之助とむめのの臨終にも立ち会い、執事としての役目をまっとうする。その後、幸之助の志を広めるために1995年に設立された財団法人松下社会科学振興財団の支配人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「経営の神様」は女神と本物の神様に守られ...

投稿日:2011/10/05 (水)

「経営の神様」は女神と本物の神様に守られていたのですね。そんな気持ちにさせてくれる奇跡の夫婦の生涯。感動しました。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みえ

    松下幸之助さんの本は何冊か読んでいるが、この本は奥さんのむめさんが主人公。どちらもスゴイ人。読むと背筋が伸びるような感じ。 小学生の頃、自転車で10分ほどの所の松下公園が私の遊び場だった。すぐそばに松下さんの生家があったらしい。

  • スケキヨ

    プロローグから涙でした。松下電器産業の創業者・松下幸之助氏を影で支え続けた奥様・松下むめのさんの伝記。松下氏とのお見合いを「人からもろうた人生ではなく、自分自身で人生を作っていくことができる」と言って受ける方。奥様のお母様の徹底した躾・教育を受け常に本質を見抜き大事にし、内助の功に徹する姿が最初はただ凄いなぁと感じつつ、最後の方はもう圧倒でした。松下と関わったすべての人に喜んでもらいたい、ただそれだけの思いなのに行き渡る誠実さには圧倒の二文字しかありませんでした。厳しいけれど朗らかなご夫婦のお写真に感涙。

  • みんと

    松下幸之助氏の妻、むめのさんの視点から書かれていて、結婚当初の貧しい時代から、松下電器産業を築き上げるまでの苦労話やお二人のエピソードなど興味深く読んだ。 内助の功を発揮し、何度も襲う逆境にも負けず、夫を信じ、支え続けた強さは、とても真似できるものではない。 松下電器のもう一人の創業者という名に相応しいむめのさんの生涯に胸が熱くなった。

  • 本読みじいさん

    経営の神様は元々大阪人ですし松下幸之助は知ってましたし、松下電産の前もよく通りましたからしってましたが奥様むめのさんの話はこの本ではじめてしりました。すばらしい奥様だなあと〜人の嫁と比べてうらやましがる前に僕自身がこれではいかんと感じさせられました。松下電器産業も三洋電機も今では名前が変わっちゃいましたね。時代は流れていくんやな

  • 小瑠璃

    はぁぁぁ。かっこいい。経営の神様、松下幸之助を内助の功で支える女房、むめのさんの姿に、感銘うけっぱなしでした。夫が大成する上で、どれだけ彼女が不可欠だったか!そして、それだけのことをしながらも、自分の手柄を全く自己主張することのない謙虚さ、勤勉さ。誰かのために何かをしたら「これやっといたよ」ってついつい主張したくなってしまうけれど、むめのさんは主張するどころか「夫の邪魔にならないように」とむしろ気づかれないところで尽くすのです。経営哲学から夫婦哲学、はては日本の美意識までたくさん詰まった素敵な1冊でした。

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