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ISBN 10 : 4478013993
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丁稚から身を起こし、後に松下電器産業(現パナソニック)を一代で築き上げた稀代の経営者には、数々のエピソードが残され、それらは今なお語り継がれている。だが、そんな幸之助の奇跡の成功ヒストリーを、陰で支え続けた“もう一人の創業者”がいたことは、意外に知られていない。その人物こそ、幸之助の妻、むめのだった。五里霧中の商品開発、営業の失敗、資金の不足、苦しんだ人材の採用と教育、関東大震災と昭和恐慌、最愛の息子の死、そして戦争と財閥解体…。幾度も襲った逆境を、陰となり日向となり支え、「夫の夢は私の夢」と幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけていったのが、むめのだった。松下幸之助夫妻の“最後の執事”が綴る、「松下むめの」物語。
目次 : プロローグ 奥さん、ほんまにありがとう/ 第1章 なにも、そんな人を選ばなんでも/ 第2章 おしるこ屋でも始めてみよか/ 第3章 ほんまにむさんこなお人や/ 第4章 幸之助さんの夢は、この程度やない/ 第5章 松下幸之助に清き一票を/ 第6章 妻も、主人と一緒に成長せなあかん/ 第7章 夫婦喧嘩の後は、妻から話しかけな/ 第8章 この人が女王はんでしたんか/ 第9章 よくもまあ、ここまで/ 第10章 もっとゆっくり歩いとくなはれ
【著者紹介】
高橋誠之助 : 1940年京都府生まれ。1963年神戸大学経営学部卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社。主に広島営業所などで販売の第一線で活躍。入社7年目、29歳のとき突然に本社勤務の内示があり、以来、松下家の執事の職務に就き、20年以上にわたり松下家に関する一切の仕事を担う。幸之助とむめのの臨終にも立ち会い、執事としての役目をまっとうする。その後、幸之助の志を広めるために1995年に設立された財団法人松下社会科学振興財団の支配人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2011/10/05 (水)
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みえ
読了日:2020/09/24
スケキヨ
読了日:2011/11/30
みんと
読了日:2011/11/30
本読みじいさん
読了日:2011/10/31
小瑠璃
読了日:2012/02/09
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