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ISBN 10 : 4434348108
Content Description
陸上を舞台に営まれてきた、人類の歴史。しかし、地球の表面積の7割を占める「海」の存在なくして、歴史は成立しえなかった。人は海と、海は人とどのように関わってきたのか。本書では、大航海時代の「世界分割」と日本、口承文学から見えるアイヌと和人との海を介した交流、水中に眠る文化遺産、戦国時代の出土品と海外との関係――という4つの視点から、豊潤な歴史世界を読みといていく。2023年11月〜12月、4回にわたって行われた、帝京大学総合博物館主催のミュージアムセミナー『「海」から読みとく歴史世界』での講義を元に、各講師陣が書き下ろし!
【著者紹介】
高橋裕史 : 帝京大学経済学部教授・帝京大学総合博物館館長。専門は16〜17世紀の日欧交渉史、兵器産業・武器移転史。中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得
坂田美奈子 : 帝京大学外国語学部教授。専門はアイヌ研究、北海道史。1969年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。苫小枚駒澤大学、北洋大学を経て現職
佐々木蘭貞 : 帝京大学文化財研究所准教授。1976年神奈川県生まれ。大学・大学院時代はアメリカにて過ごし、テキサスA&M大学大学院にて博士号を取得(人類学・海事考古学)。専門は、みなとや船舶の考古学。近年は水中文化遺産の管理についても研究している。九州国立博物館、福岡市埋蔵文化財センターなどを経て2022年より現職
村山修 : 八王子市教育委員会生涯学習スポーツ部文化財課学芸員。専門は中世史。1968年生まれ。帝京大学文学部史学科卒業。八王子城跡御主殿の発掘調査、八王子市内遺跡の発掘調査などを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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