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科学に魅せられて 女性研究者という生き方

高橋真理子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535790285
ISBN 10 : 4535790280
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

好きなことをずっとやり続けたい人、必見!第一線で活躍する女性研究者28人の深掘りインタビュー。研究者としての矜持からプライベートまで。AERA.dot好評連載の書籍化。

目次 : 序章/ 第1章 生物・生命科学(カボチャの種を研究し続け、つかんだ大学教授への道 西村いくこさん(植物細胞生物学)/ 「生物を丸ごと研究したい」学会を新たに作って初志貫徹 長谷川真理子さん(進化生物学) ほか)/ 第2章 数学・物理学(結婚してから家で論文を書き、世界的数学者に 石井志保子さん(代数幾何学)/ 大学からも政府からも頼りにされ、数学研究も研究運営も全力投球 小谷元子さん(離散幾何解析学) ほか)/ 第3章 化学・工学(四十二歳で大学院へ、主婦から教授になった緑地デザインの開拓者 石川幹子さん(都市環境学)/ 大学が女性に冷たかった時代を生き抜いた化学者の自負 西川惠子さん(物理化学) ほか)/ 第4章 医学・心理学ほか(熱帯病・フィラリアの撲滅に「命をかけてきた」元WHO統括官 一盛和世さん(国際公衆衛生)/ 「多動」をパワーに大学を改革し、「司法面接」を広めた心理学者 仲真紀子さん(法と心理学) ほか)/ 終章

【著者紹介】
高橋真理子 : ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター。東京大学理学部物理学科卒。1979年に朝日新聞社入社、岐阜支局員、科学部記者、出版局「科学朝日」編集部員、論説委員、科学エディター(部長)、編集委員などを務め、2021年退社。2002年から07年まで世界科学ジャーナリスト連盟理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やま

    AERA dot.に掲載されていた時に、たまに読んでいたが、今回本になったのでまとめて読んでみた。◇とにかく、研究というものがどんなものか、その厳しさも垣間見ることができた。◇ほとんどの人が結婚して子供がいる人も多い。それだけでもものすごいパワーを使うだろうに、研究においては工夫を重ね、自分のやりたいことを見つけ、邁進している。確たるものがなくてもそのような方向に進んでいく人もいる。もともと優秀な人たちなんだろうけど、好きだから、知りたいからという意識が強い。そして、自分を崩さない。

  • kimamabito

    みんな、すごい熱量だなぁ 私には真似できそうもない。自分のコンプレックスをちくりちくりと刺激されつつ、それでは私は何に一生懸命になれるんだろう?と考えた。さて、この本はインタビュイーが配偶者を指した言葉をそのまま使っているんだろうけど、それがさまざまに違って面白かった。苗字だったり、名前だったり、主人だったり、夫だったり。細かなところに目がいった。

  • お抹茶

    主に女性理系研究者へのインタビューをまとめた本。世代によって苦労も異なる。「女の人には無理だよ」と言われても41歳で助手になり,科研費のグループ研究に参加できたことに感動。代数幾何をやっていると朝起きたときの自分と夜の自分の違いに気づいたという,新しいものを貪欲に吸収したという思い出。都市環境学者としてただ「緑を守りましょう」と言ってもだめで,サイエンスとしての調査・計画が必要。「こんなのは研究として認めてもらえないだろう、と思う研究テーマが新しい研究分野」。「批判を恐れて自分を偽るな」という大切な教え。

  • くろうさぎ

    同趣向の本『研究者、生活を語る』(岩波書店)が研究者自身のセルフレポートだったのに対して、こちらは著者の高橋真理子さんによるインタビュー。その分、高橋さんの問題意識が前面に出ています。業績の紹介はわかり易いですし、突っ込んだ質問もできています。しかし、人選は功成り名遂げた大家が主なので、若い人のロールモデルになるかというと微妙です。ショウヘイ・オオタニは子供にはアピールしても、大人には「ちょっと無理」になってしまうように。連載時は一般の非研究者が読者対象だったのでしょうが、本となるとターゲットが曖昧です。

  • やん

    図書館の新着コーナーで見かけて。とても良い本だったからかえって感想が書けず、これ以降に読んだ本ほぼ全て感想が滞ってしまっている。科学者の専門分野や業績だけでなく、家庭と仕事の両立、差別的扱いなど、肩書きでなく人間として生きている姿が描かれていて非常によかった。理系を目指す人はもちろん、多くの女性におすすめしたい。感想は20250727記入。

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