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たのしい知識 ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの

高橋源一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022950925
ISBN 10 : 4022950927
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan

Content Description

明仁天皇のビデオメッセージと憲法9条の秘密、「韓国・朝鮮」への旅、宗主国と植民地の小説。ウイルスの歴史を遡り、たどりつく終焉、忘却、記憶、ことば―知りたいと思ったことについて、誰よりもよく知っている人たちのことば。「教科書」としてたくさん入れて考えてみた。政治・社会の出来事をほんとうに知る3つの旅。

目次 : ぼくらの天皇(憲法)なんだぜ(ぼくたちには「知識」が必要なんだ/ 「天皇」ってなんだ?/ 天皇のことを知るために、まず「憲法」をじっくり読んでみよう ほか)/ 汝の隣人(その前に、「あいだ」について/ ぼくたちの知らない、韓国・朝鮮/ ふたつの国の「あいだ」で書かれた文学)/ コロナの時代を生きるには(はじまり/ 「コロナの時代」について考えるためには/ はじまり・2 ほか)

【著者紹介】
高橋源一郎著 : 1951年広島県生まれ。作家、明治学院大学名誉教授。2019年3月退官。横浜国立大学経済学部中退。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長編小説賞優秀作となる。88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、12年『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こーた

    天皇(と憲法)、韓国・朝鮮、コロナウイルス。いまぼくも知りたいとおもっていることを、源一郎さんはどうやって知ろうとしているのか。天皇のことを知るために憲法を、それもいろんな国の憲法を熟読し、韓国のことを知るためにまず茨木のり子から読む。何かを知りたいとおもったら、なるべく遠いところからはじめる。ほんとうに知りたいことって(専門の書物に書かれていることもあるかもしれないけれど)、じつは小説のなかに書かれていたりする(カミュの『ペスト』を思い出そう)。そうやって読んで知ったことを、新たに書けばそれがそのまま⇒

  • とくけんちょ

    天皇・憲法、韓国・朝鮮、そしてコロナと。3つのテーマについて語る新しい?教科書?らしい。なかなか独特な切り口とロジック。理解して共感するには、ちと苦労します。語り言葉で進んでいくが、他書の引用が多く、題材に沿った授業を聞いているようでもある。面白く興味深く聴けるかは、自身の考え方による。

  • Y

    金子文子の人生に興味を持った。日韓関係がいい状況とは言えない現代において浅川巧という人物を知ることが出来てよかった。加藤典洋さんの大学時代のブロック先生のエピソードは鮮明に記憶に残った。答えのない問題を考えるのは難しい。だからすぐにわかったつもりになって通過してしまいそうになるけど、答えのない問題をこねくり回してじっくり考えていく時間を作っていきたいと思った。筆者のような純粋に学びたいという気持ちさえあれば何歳になっても子供のような真剣な気持ちで何かと向き合い学ぶことができるんだろうなと思った。

  • Cinejazz

    論壇時評を重ねてきた元大学教授の作家先生が、世の中の出来事から疑問に思った事柄をとりあげ、「自学」して蓄えた基礎知識をもとに筆者の解釈を語った三つの論説集です。1.天皇とは?憲法とは? 2.汝の隣人の韓国・朝鮮とは? 3.スペイン風邪・ペストの記憶から学ぶコロナの時代の生き方とは? 平易な入門書とは次元の違う格調高い論調に眩暈を覚える、文学の香りに包まれた自己啓発書でもあります。

  • 宮崎太郎(たろう屋)

    読み入ってしまいました。「それ」と「それ」に挟まれている「あいだ」を考え続けていく。この本で語られたテーマはどれも「簡単な話」にできるものではありません。でも、それは特別なテーマだとい事ではなく、「あなたは反対か推進か」と迫られるあらゆる物事についても同じだと感じました。読み終わるたびにまた積読の場所に戻って行くような一冊でした。

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