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日本陸軍の知られざる兵器 光人社nf文庫

高橋昇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769829508
ISBN 10 : 4769829507
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan

Content Description

小銃、火砲、戦車、戦闘機などが戦場の表舞台に立つ兵器であれば、兵士たちを陰で支えた舞台裏の兵器も存在した―。大陸や南方の大河を想定した渡河器材、人力に頼らず迅速に塹壕を掘削する工兵車両、戦場には不可欠なレントゲン車、そして日本独自の野戦炊事車など陸軍のユニークな異色兵器を写真と図で詳解。

目次 : 機械化工兵器材―ソ満国境の堅固なトーチカを破壊、突破する秘密兵器/ 工兵用支援車両―製材車から電源車まで、ユニークな工兵のサポーター/ 工兵・通信用特殊車両―近代戦に不可欠な塹壕掘削や配線を迅速に行なう各種機材/ 渡河器材―大陸・南方の戦場を想定した戦車や人員のための橋渡し/ 幻の水陸両用戦車―試作にいたるも実用化されることなく潰えた特殊戦車開発秘話/ 双頭のくろがね馬―戦車と同じ鋼鉄の軍用車両‐兵器を持たない軍事軽便SL/ 野戦医療車―過酷な戦場に不可欠なレントゲン車や手術車などの救急車両/ 患者輸送機―後方軽視ではない日本陸軍の赤十字を描いた空飛ぶ天使/ 野戦炊事車―ご飯と味噌汁を作る、他国では見られない日本独自の特殊車両/ 野戦パン焼き車―シベリア出兵時に試行錯誤のすえに生み出された異色作/ 多目的観測機―射弾観測を目的としたオートジャイロ&軽航空機の実力/ 航空機搭載偵察カメラ―気球に始まる上空から敵状を知るためのメカヒストリー/ 聴音機システム―高射砲部隊と連携し、侵入する敵機に備えた基本的な防空兵器/ 新レーダーと超高射砲―ドイツで開発されたレーダーと十五高との夢の防空プラン/ 秘密兵器「銃鎧」―鈍重でグロテスクな容姿に秘められた知られざる能力

【著者紹介】
高橋昇 : 昭和9年、秋田県生まれ。陸上自衛隊青森第9師団第5普通科連隊に勤務。特級射手、おもに狙撃手として任務をおこなう。退職後に上京。軍装店アルバンに勤務。現在、兵器・軍装研究家として執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • niz001

    そんなに『異色の秘密兵器』じゃないなぁ、裏方ではあるけど。とは言え、十五高とかカ号とか銃鎧以外はあんまり取り上げられない兵器群なので貴重。百式製材車の写真とかまったく記憶にない。

  • zero

    兵器といえば、戦闘機や戦車、戦艦がメインだが、非常に多岐にわたることが本書より理解できた。最後に『銃鎧』というヘンテコ兵器が出てきたが、今だったら機械化装甲兵として有用な気もするが、ロボットのほうがいろいろな意味で『安く』あがるだろう。

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