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天才たちの未来予測図 マガジンハウス新書

高橋弘樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838775095
ISBN 10 : 4838775091
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「最先端の知性」に学べ。資本主義は、民主主義は、日本社会は、どう“変調”していくのか―?

目次 : 成田悠輔 「わけがわからない人間」が輝く時代(「何をやっているかよくわからない」が理想/ データ分析で「常識」を問い直す ほか)/ 斎藤幸平 資本主義から脱成長コミュニズムへ(「限界」を迎える資本主義/ ソ連の問題点 ほか)/ 小島武仁 世界の歪みを正すマッチング理論(社会問題を「疑似市場」で解決する/ 「ミスマッチ」をなくし「満足度」を高める ほか)/ 内田舞 withコロナ時代の「心の守り方」(「社会正義」としての小児精神科医/ ネガティブな感情を書き替える「再評価」 ほか)

【著者紹介】
高橋弘樹 : テレビ東京プロデューサー、映像ディレクター。1981年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2005年テレビ東京に入社。『日経テレ東大学』企画・製作統括も務める

成田悠輔 : イェール大学助教授。半熟仮想株式会社代表。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。東京大学卒業後、マサチューセッツ工科大学(MIT)にて博士号を取得。スタンフォード大学客員助教授などを経て現職。2022年7月に初の著書『22世紀の民主主義』(SB新書)を刊行

斎藤幸平 : 東京大学大学院総合文化研究科准教授。1987年生まれ。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。専門は経済思想。Karl Marx’s Ecosocialismによって、権威ある「ドイッチャー記念賞」を歴代最年少で受賞。著書『人新世の「資本論」』(集英社新書)は「アジア・ブックアワード2021」の年間最優秀図書賞(一般書部門)を受賞

小島武仁 : 東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)センター長。1979年生まれ。2003年東京大学卒業後、イェール大学博士研究員、スタンフォード大学教授などを経て20年より現職。マーケットデザインの主要理論である「マッチング理論」で12年のノーベル経済学賞を受賞したアルヴィン・ロス氏らとともに数々の研究成果を発表してきた

内田舞 : 小児精神科医、ハーバード大学医学部助教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長、3児の母。2007年北海道大学医学部卒業、11年イェール大学精神科研修修了、13年ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院小児精神科研修修了。日本の医学部在学中に、米国医師国家試験に合格・研修医として採用され、日本の医学部卒業者として史上最年少の米国臨床医となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    それぞれの分野で活躍する、4人の若手先端学者たちが語る今とこれから。成田悠輔の奔放さと投げやりさ(これこそがこの人の流儀)にはいささか翻弄されるし、猫に仕える未来像などと煙に巻かれたままに終わる。次の斎藤幸平は最も論理的で体系的にマルクシズムの本質を語る。最も着実な未来像か。一方、3人目の小島武仁は、先の齋藤とは対照的な新自由主義的な社会像を提示する。彼は社会の根本的なあり様を語るのではなく、テクニカルなマッチング理論を武器に、よりマシな幸福の追求を模索するようだ。そして、最後の内田舞は、他の3人が⇒

  • アベシ

    前の二人は流石に二番煎じ風な印象。でも小島先生と内田先生は初対面。という訳で後半二人にフォーカス。小島先生の学生時代の暗黒話は受けました。東大にいるような人でも理解力にそんなに差が出るものなんですね。むしろそっちが天才じゃんと。マッチング理論はマーケットの核心的な問題だと思います。それこそ資本主義+民主主義の地平を見せてほしい。内田先生の臨床の知は脳科学と経験との照合であらたな発見を実現してほしいと思います。女性がもっともっと活躍する社会には年寄りも自立が必要になりますね。

  • ちくわ

    【♪】初めてaudibleで聴読。本書は4時間29分、5日間で聴了。事故らないか不安だったが、意外と大丈夫な模様。私見だが ○:通勤時間を有効活用可 ×:自分のペースで読めない、ながら読書になるので記憶に残り難い と感じた。ただ速度調整が出来るので多少は自分好みにカスタマイズ可。 では感想を…成田悠輔さんに興味がありチョイス。4名各々の話は非常に理知的で、課題解決意欲に溢れており、興味深く拝聴出来た。と同時に現在の学問分野が超細分化している事を悔やむ。天才を特定一分野に縛り付けるのは勿体無い気もするなぁ。

  • Daisuke Oyamada

    最近、メディアでよく登場している4人の若き「天才」たち。質問に回答する形で、思いや考えが語られています。  登場する「天才」たちは、私とは創造もつかないような、頭脳の持ち主なのだろう。笑 思いもつかない素晴らしい発想が多くとても刺激的でありました。  斎藤幸平『資本主義から脱成長コミュニズムへ』の中に、「脱成長から始まる未来」という節がある。この思想はMMT関連や、脱デフレを語る上で・・・ https://190dai.com/2024/03/01/天才たちの未来予測図-高橋弘樹-(編)斎藤幸平/

  • まいこ

    成田さんの小学校時代、教室でヒトラーのマネする人や突然ウンコをもらす人など様々な人がいた、と。成田さんが一番ハズレ値だと思うけど、小学校の教室は多様性すごいのに大人社会はすごい均一できちっと同じ目的に向かって整然としていて、息苦しいのかも?脱成長でお金を追わなくなっても、別の数字を追って競争するのがサピエンスかもしれないと思う。斎藤幸平さんと成田さんはこの表紙で見ると特に似てるなー。

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