Books

忌野清志郎さん

高橋康浩 (音楽)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910511658
ISBN 10 : 4910511652
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ボス、ロックやるのもたいへんですね」と返したら、「おまえ、この国にロックなんかないんだよ」と言って帰って行きました。その姿もよく憶えています。かっこよかったんです。(本文より)

現在の我々はひじょうに危険な状態にあると指摘する人が後を絶たない時代のなか、何度も何度も耳にする言葉――「いま清志郎がいてくれたらなぁ」。1988年『COVERS』発売直後の混乱期、『コブラの悩み』〜ザ・タイマーズ〜RCサクセションの解散という激動のなか、清志郎のようなメイクと衣装で働いた名物宣伝マンの語る「清志郎さん」。巻末にはele-king編集長・野田努との「RCサクセションとタイマーズをめぐる」対談も掲載。あまり知られていない逸話もまぜつつ、いまあらためて「清志郎さん」がやり遂げたことについて考えます。

かつてこの国のロックで、権威を敵にまわし、たくさんの子供たちを(そして大人たちも)喜ばせたミュージシャンがいました。高橋康浩の『忌野清志郎さん』、頭と、そしてハートで読んでください。

■目次
編者による序文
序章 17歳の「雨あがりの夜空に」
第一部 『COVERS』、ザ・タイマーズ、RCサクセションの解散
第二部 RCサクセション
第三部 ローランド・カークはとっくに死んでいる
終章 「俺は昨日と今日と明日のことしか考えないんだよ」
あとがきに代えて 高橋康浩×野田努
謝辞

[著者]
高橋康浩(たかはし・やすひろ)
80年代後半、レコード会社入社後、RCサクセションの問題作『カバーズ』発売中止事件の渦中に放りこまれ、翌年、タイマーズがメディアをジャックしたFM東京事件に担当者として騒動を経験。また、派手なメイクに衣裳で自らが宣伝塔となり、忌野清志郎のプロモーションを展開。清志郎とともに突然街中でゲリラ・ライヴを敢行し、話題となる。現在もフリーランスとして清志郎のCDの監修やメディアやトークイベントへの出演、原稿執筆等を担っている。ファンのあいだでは清志郎命名による高橋ROCK ME BABYというネームで知られている。

デザイン:鈴木聖
表紙写真:川上尚見/中面写真:有賀幹夫

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ぐうぐう

    なんとも心地の良い一冊だ。東芝EMIで宣伝マンとして忌野清志郎と関わった高橋康浩が清志郎との日々を振り返るのだが、高橋が入社するのが『COVERS』騒動のあとだと言うのだから大変だ。当時の騒動は俺自身もよく覚えていて、発売中止の際の「素晴らしすぎて発売出来ません」という新聞広告も記憶にしっかりと刻まれている。さらに勢いを増した清志郎は、より過激なザ・タイマーズを結成する。苦々しい感情や、残念に感じる気持ちを正直に綴る高橋の、けれど読んでいてまったく嫌にならないのは、(つづく)

  • ponnnakano

    RCサクセションの宣伝マンが語る清志郎というので大いに興味を持って読んだ。語り口調なので読みにくかったけど、とてもよかった。でも1冊じゃ全然足りない。自分は、東芝EMIの「素晴らしすぎて発売できません」にものすごく腹が立ったし、夜のヒットスタジオをリアルタイムで見て「FM東京」に喝采を送っていたので、担当宣伝マンがあまりよく思っていなかったのは意外だったけど、話を聞いてみるとそれもわかる。「MARVY」も「Baby a Go Go」も好きだったが、長らく聞いてなかったので久しぶりに聞き返してみたくなった。

  • matsu

    何だろうな、10年以上前に他界してしまったスゲー仲の良かった同級生の話を別の同級生から聞いてるような気分だった俺だ。俺の知らない話だったり知ってる話だったり、そうそう、そうだったな!凄かったなありゃ!へえぇえ、そりゃ知らなかったな!そうだったんだ、へぇぇ〜…とかね。それで、6年前に読んだ全然別の本の感想を投稿したことを思い出したので再掲っつーかリンクを貼る俺でもあるのだぜイェー。 https://bookmeter.com/reviews/79933792

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items