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生命知能と人工知能 Ai時代の脳の使い方・育て方

高橋宏知

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065270516
ISBN 10 : 4065270510
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ますます進化したAI(人工知能)が、社会に実装される時代。そんな時代だからこそ、人間の脳(生命知能)と人工知能の違いを知ること、そして生命知能の特長を伸ばし、知能を支える意識を鍛えることが、重要になる。最新の知見をもとに、私たちが豊かで幸せな生活を送るためのヒント満載の希望の書。

目次 : 人工知能化が進む日本社会/ 第1部 私たちの脳と計算機(脳という巨大な情報システム/ 「進化」から見る脳/ 脳は勝手に動く)/ 第2部 知能とは何か(生命知能を創る/ 知能はどう育つのか?)/ 第3部 知能を支える意識(意識とは何か/ 人工知能は芸術作品を創れるのか?/ 意識が科学と宗教を生んだ)/ 強い生命知能と豊かな意識を育てるために

【著者紹介】
高橋宏知 : 1975年生まれ。東京大学大学院情報理工学系研究科(知能機能情報学)准教授。東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程を修了。工学博士。東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助手、科学技術振興機構さきがけ研究者(「脳情報の解読と制御」領域)、東京大学先端科学技術研究センター講師・准教授などを経て現職。福祉工学、感覚代行デバイスの開発、聴覚生理学など、医学・工学の境界領域の研究に従事。生体医工学会、電気学会、北米神経科学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チャーリブ

    知能機械情報学の専門家である著者が脳の仕組みをエンジニアリングの観点から説明しています。脳はコンピュータとは違って並列計算のシステムであり、その脳が意識の世界においてだけ時間軸に沿ったシリアル化を行っているそうです。この意識システムのおかげで私たちは因果論の世界に生きることができるというわけです。こうして私たちは時間の流れの中に生きているように感じますが、これは脳の作り出したイルージョンで、いわば生身のVRの中に生きているようなもの。まさにマトリックスの世界ですね。○

  • おせきはん

    生命知能と人工知能の違いについて論じられています。人工知能の得意とする効率化が重視され、社会が人工知能化しているのではないかとの著者の指摘には納得感がありました。生命知能の様々な働きを大切にしていきたいと思います。

  • mazda

    解像度がそこそこのテレビだと2次元映像がきれいにみれますが、4K8Kになり自分たちが処理しきれない量の情報があったとしても、感じる映像感は変わらないと思っていたそうです。しかし、実際に見てみると奥行のあるリアルな映像になった、ということが書いてありました。つまり、私たちは、自分たちが処理しきれない大量の情報を普段見ているせいで、リアルな3次元画像としてとらえているのではないかということですが、私も同感です。実際に高精細なテレビを見ると奥行きを感じますが、多分すべての画像情報は処理できてないのでしょう。

  • izw

    脳や生物に宿る知能を「生命知能」と呼び人工知能と区別する。生命知能は人工知能が、根本的に異なるという仮定・前提から出発するのではなく、構造的にどのように異なり、その仕組みの違いから、機能がどのように異なるのか、と考察しているので、納得性が高い。その上で、機械が意識を持てるのかという議論に進んでいるので、人工意識の実現がまだまだ困難であることも納得できる。

  • るう

    脳の働きを最新の技術を使ってダーウィニズム観点から研究し人工知能と相違点を考察し一気に情報化が進んだ現社会においての考え方生き方を解説。著者の広範囲の博識ぶりと説明の分かりやすさが素晴らしく講演があったらお聴きしたい。学生だったら講義受けたい。

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