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平和と平等をあきらめない

高橋哲哉 (哲学者)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794966117
ISBN 10 : 4794966113
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「強者の論理」がまかり通っている、戦争と差別の時代をどう生きるか。今日本を支配する「空気」と「勢い」の本質を見抜く。ポスト団塊世代の論客である、高橋哲哉と斎藤貴男の渾身の対論。

【著者紹介】
高橋哲哉 (哲学者) : 1956年、福島県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。哲学者

斎藤貴男 : 1958年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学修士(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者などをへて、フリー・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Haruka Fukuhara

    高橋哲哉も斎藤貴男も特に好みではない。というか母が嫌うタイプで無意識に避けてきた部分がある。けれど改めて対話を読んでみると、高橋哲哉は結構好きな感じの真面目さを持った人だとわかった。僕が敬愛する石原慎太郎を最悪と言ったのはどちらか忘れたが、そこに至る思考を追っていくとそれはそれでわかる。というか石原と高橋がもし面と向かって数時間冷静に話せば(そんなことが可能だったのかはわからないが)案外打ち解けて和解するのではと思わなくもなかった。内容は多岐にわたるので省略。斎藤は自分も好きじゃないとだけ(蛇足)

  • FK

    内容は、私などからしたら絶望的な今日の状況を再認識・再確認させられるもの。それでもなおかつ、声を出し続けねば、というところ。/権力者たちは平和や平等が別に望ましいなどとはこれぽっちも思っていなくて、むしろ不平等とか差別こそが好もしいと考えている(P.27 斎藤)/国家の暴力性、あるいは権力の恐ろしさという感覚が、若者の意識から消えている。(P.184 高橋)

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